チョン・ソンウ&パク・ジンジュ主演、tvNドラマ「私の娘の友達の母」が共同育児で共感を呼ぶ

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チョン・ソンウ&パク・ジンジュ主演、tvNドラマ「私の娘の友達の母」が共同育児で共感を呼ぶ

Eunji Choi · 2025年10月9日 6:41

tvNドラマ「私の娘の友達の母」が、チョン・ソンウとパク・ジンジュによるリアルな共同育児プロジェクトを通じて、視聴者の深い共感を引き出した。

8日に放送された同作では、離婚後に一人で娘を育てるワーキングパパ、ギジュン(チョン・ソンウ)と、シングルマザーとして仕事と育児を両立させるヒジン(パク・ジンジュ)の成長痛が描かれた。かつては職場の敵同士だった二人が、予期せぬ出来事をきっかけに子供の世話を共にし、互いに成長していく姿は、視聴者から熱い応援と好評を得た。

ギジュンは7年間、育児を妻に任せきりだったため、初心者パパとして悪戦苦闘する。娘セナ(パク・ジユン)の心を理解することに困難を感じていた彼は、セナの友達ジミンの誕生日パーティーの招待状を手に入れるため、かつて自分に辛く当たった部下ヒジンに連絡を取ろうとする。しかし、ヒジンは冷たく彼を突き放し、「私の心の傷が癒えていないので、あなたのお嬢さんのことまで気にかけることはできません」と告げる。

だが、不慮の事故でヒジンの父ビョンジュ(ソ・ヒョンチョル)が怪我を負ったことをきっかけに、二人は共同育児という予期せぬ協力関係を結ぶことになる。ギジュンはジミンの送り迎えを引き受け、ヒジンはセナの母親代わりを務めるなど、互いに支え合う中で、次第に心を開いていく。特に、セナの気持ちを理解することに不器用だったギジュンは、ヒジンから洋服の選び方や髪の編み方など、育児やワーキングパパとしての生き方を学び、5年前にヒジンに冷たく接した自分自身を反省する。

しかし、二人の関係が深まるにつれ、セナは誤解を深めていく。「お父さんもお母さんみたいに浮気するの?」というセナの言葉に、ギジュンはヒジンとの距離を置き始める。さらに、ギジュンがヒジンの再就職を陰で手助けしようとしたところ、ヒジンはそれを同情されたのだと誤解し、二人の関係に亀裂が生じる。

そんな中、セナが家出する事件が発生。ギジュンは「お母さんがそんなに好きならお母さんのところに行きなさい。お母さんが浮気して嫌だって自分で言ったじゃないか。なのにどうしてずっとお母さんのところに行きたがるんだ」と娘を傷つける言葉を放つ。まさにその時、ヒジンが現れセナを救い出し、「子供の気持ちを理解しようとしなきゃ、なんでいつも怒ってばかりいるの?セナがあなたのお父さんの気持ちをどうやってわかるの?私たちの心でさえ、話してくれなければわからないのに、子供がそれをどうやってわかるっていうの?」と、ギジュンとセナの間に割って入り、仲裁する。

この出来事を経て、ギジュンはヒジンに「あなたのことをかわいそうだなんて思ったことはない。かっこいいと思っていた」と本心を打ち明ける。その後、ヒジンは再就職に成功し、二人はより成熟した親として、そして互いの成長を助け合うパートナーとして、新たな一歩を踏み出す。

「私の娘の友達の母」は、共同育児プロジェクトを通じて、キャリアと育児の間で悩むシングルパパやシングルママに、現実的な選択肢を提示し、視聴者から大きな共感を得た。チョン・ソンウとパク・ジンジュは、それぞれのワーキングパパ、ワーキングママの現実を繊細かつ真摯な演技で表現し、キャラクターを完璧に演じきった。子役たちとの息の合った演技は、ドラマの没入感をさらに高めた。

なお、tvNの「私の娘の友達の母」は、CJ ENMが新人クリエイターの発掘・育成を支援するプロジェクト「オペン(O'PEN)」を通じて制作された単発ドラマであり、クリエイターと産業をつなぐ架け橋としての役割を果たしている。

視聴者からは「チョン・ソンウ、パク・ジンジュの演技が素晴らしい!」「自分のことのように泣けた」「ワーキングママ、ワーキングパパ、みんな頑張れ!」といった、共感と応援の声が多く寄せられました。