IUへの誹謗中傷・脅迫犯に執行猶予付き懲役刑 '非論理的な非難'に厳罰

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IUへの誹謗中傷・脅迫犯に執行猶予付き懲役刑 '非論理的な非難'に厳罰

Eunji Choi · 2025年10月10日 8:14

歌手兼女優IUさんを対象とした根拠のない誹謗中傷や脅迫を続けていたネットユーザーに、裁判所が執行猶予付きの懲役刑を言い渡しました。

10日、法曹界によると、ソウル中央地方法院刑事21部(チャン・ソンジン部長判事)は、名誉毀損、侮辱、ストーキング処罰法違反の罪で起訴されたA氏に対し、懲役10ヶ月、執行猶予2年、保護観察を命じました。

A氏は昨年5月から7月にかけて、自身のブログに「IUはスパイではないか」「中国人スパイIU」などの虚偽の内容を29回にわたって掲載しました。さらに、「私生活が乱れている」「犯罪組織に属している」「殺人を犯した」といった、妄想に近い誹謗中傷も繰り返しました。

IUの所属事務所EDAMエンターテインメントが告訴状を提出した後、A氏は事務所のEメールに「殺す」「安らかに生きられないだろう」といった脅迫的なメッセージを送り、深刻な不安を与えました。

裁判所は、「不特定多数が見るオンライン空間で繰り返し虚偽事実を流布し、脅迫を加えたことで被害者に極度の苦痛を与えた点は、罪質が非常に重い」と指摘しました。

ただし、A氏が高等学校時代から精神疾患の診断を受け治療を受けてきたこと、前科が罰金刑1回に留まっている点などが考慮されました。それにもかかわらず、裁判所は被害者との和解が成立していない点を強調しました。

一方、検察は一審判決は軽すぎるとして控訴しています。

IUさんは今年3月のYouTube放送で、「私を不当に批判しようとする『억까 (意図的な批判)』があまりにも多い。私が韓国人ではないという話まで出た」と、自身に向けられる根拠のない噂について不快感を露わにしていました。

ネットユーザーからは、「IUさんのイメージを傷つけようと必死だな」「悪質なコメントをする者は厳罰に処すべきだ」「情状酌量なく厳しい処罰を望む声も多い」といった反応が見られました。

#IU #EDAM Entertainment #Act on the Punishment of Stalking Crimes