アイドル カップルの接触映像で脅迫、レンタカー会社社長に執行猶予付き判決

アイドルカップルのプライベートな瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像をネタに金銭を脅し取ったレンタカー会社社長、A氏に執行猶予付きの判決が下されました。

仁川（インチョン）地方法院刑事14単独のコン・ウジン裁判官は、去る19日、恐喝の疑いで起訴されたA氏に対し、懲役8ヶ月、執行猶予2年、そして120時間の社会奉仕命令を言い渡しました。

A氏は、ガールズグループのメンバーBさんが自身のレンタカー会社からバンを借りた際、返却された車両のドライブレコーダーを確認したところ、Bさんとボーイズグループのメンバーが後部座席で接触している映像を発見しました。

その後、A氏はBさんに対し、「昨日は車の後部座席で何をしていたのか」「車は4700万ウォンした。半額をよこせ」などと脅迫し、Bさんから合計979万3000ウォンを騙し取りました。しかし、A氏の脅迫はこれに止まらず、さらにBさんを脅し続けたとのことです。

裁判所は、A氏が執行猶予期間中に犯行に及んだ点を指摘し、非難の度合いが高いと判断しました。ただし、脅し取った金額の返済や反省の態度などが見られたことから、懲役刑の執行猶予を決定しました。

韓国のネットユーザーからは、「ドライブレコーダーの映像で脅迫するのは悪質すぎる」「アイドルのプライバシー保護をもっとしっかりしてほしい」「実刑ではなく執行猶予なのは納得いかない」といったコメントが寄せられました。