
K-ドラマの祭典、'2025コリアドラマフェスティバル'が盛況のうちに閉幕
去る10日から19日まで、10日間にわたり慶尚南道晋州市で開催された「2025コリアドラマフェスティバル」(2025 KDF)が、多くのファンの声援を受けて盛況のうちに閉幕しました。
韓国初のドラマフェスティバルとして位置づけられた今回のイベントは、人気ドラマのセットを再現したフォトゾーンや、K-ドラマの歴史を一望できる展示館など、多彩な体験型コンテンツで来場者の熱い反響を得ました。また、ヨン・ジソン作家によるドラマをモチーフにした美術品展示や、バスキング公演、ドラマOSTのライブステージで飾られた「KDFミュージックフェスタ」は、祭りの熱気を一層高めました。
特に、祭りのハイライトである「第16回コリアドラマアワード」では、アン・ジェウク(大賞)、パク・ボヨン(最優秀演技賞)、ユク・ソンジェ(最優秀演技賞)をはじめ、国内外のファンから愛された俳優や作品が受賞の栄誉に輝きました。60年近くにわたり演技人生を歩んできたキム・ヨンリム氏が「功労賞」を受賞し、後輩たちの模範となりました。
イベント期間中、海外からの交流団の訪問も続きました。ブラジル・サンパウロ国際文化交流団は、晋州をK-コンテンツの中心地と称賛し、K-ドラマの成功要因を晋州市の豊かな文化的土壌に見出しました。ソン・ソンミン組織委員長は、「K-ドラマの現在と未来を分かち合えて意義深かった」と述べ、今後もドラマ産業の発展のために最善を尽くすと決意を表明しました。
ネットユーザーからは「晋州でこんな大きなイベントが開かれて誇らしい」「来年もぜひ参加して良い思い出を作りたい」「ドラマアワード受賞者のみなさん、おめでとうございます!特にキム・ヨンリム先生、尊敬しています。」といった、イベントの成功を祝し、来年の開催を期待する声が寄せられました。