クリステン・ベル、結婚記念日投稿が炎上 家庭内暴力を軽視する内容に批判殺到

ハリウッド女優クリステン・ベル（Kristen Bell）が、結婚12周年を記念したSNS投稿で激しい非難を浴びています。

ベルは最近、夫のダックス・シェパード（Dax Shepard）との写真を添え、「決して私を裏切らないと誓った男性へ、結婚12周年おめでとう。多くの男性が妻を殺めてきたけれど、彼は強い誘惑があっても私を殺さないと約束した」というメッセージを投稿しました。

この投稿は、英国デイリーメールによると、ちょうど「家庭内暴力防止月間（National Domestic Violence Awareness Month）」に公開されたため、さらに波紋を広げました。ネットユーザーからは、「時期と文脈が不適切すぎる」「家庭内暴力を軽視している」といった批判が殺到しました。

あるネットユーザーは、「世界中で10分ごとに女性が夫や恋人に殺されているのに、このような投稿をするなんて狂っている」と指摘し、別のユーザーは「どんな月であっても、このような冗談は許されるべきではない」と憤りを示しました。

一部のファンは、「ユーモアのつもりかもしれないが、暴力被害者にとってはトラウマになりかねない」として、投稿の削除を求めています。ベル側は、この論争についてまだ公式な立場を表明していません。

クリステン・ベルとダックス・シェパード夫妻は2013年に結婚し、二人の娘をもうけています。率直でユーモラスな夫婦関係や子育ての話で、これまで多くのファンから愛されてきました。しかし、今回の「殺害ジョーク」論争により、これまで築き上げてきた明るいイメージに少なからぬ打撃を受けることが予想されます。

日本のネットユーザーからも、「ユーモアのつもりだとしても、あまりにも配慮に欠ける」「家庭内暴力の深刻さを理解していないのでは」といった意見が寄せられており、投稿の削除と謝罪を求める声が上がっています。