
韓国音楽著作権協会(KOMCA)のチュ・ユチョル会長、国際会議で不正事案を直接釈明…パク・スホ事業局長、CISAC APC副議長に選出
チュ・ユチョル韓国音楽著作権協会(KOMCA)会長が、最近浮上した高位役員の不正事案について国際社会の前で直接釈明し、再発防止の意志を表明した。
KOMCAによると、チュ会長は10月29日から30日まで中国・北京で開催された国際著作権管理団体連盟(CISAC)アジア太平洋委員会(APC)会議に出席した。この席でチュ会長は、不正事案の経緯と後続措置の内容を透明に説明し、組織運営の透明性と倫理強化を約束した。
CISACはこの会議に先立ち、KOMCAの高位経営陣の不正疑惑に対する十分な説明と釈明を姉妹団体と共有することが重要であると強調し、チュ会長の出席を公式に勧告していた。
チュ会長は会議で、「一部職員の個人的逸脱」とし、協会の運営には影響がなかったと強調した。また、緊急理事会の招集、職務解除、特別調査委員会の設置など迅速な対応とともに、今後の外部捜査にも積極的に協力することを明らかにした。
彼は「今回のことを契機に、『透明性』、『責任』、『倫理』を組織運営の3大価値とし、会員とクリエイターが信頼できる協会として生まれ変わる」と決意を述べた。
一方、今回の会議ではパク・スホKOMCA事業2局長がCISAC APC副議長に選出される快挙を成し遂げた。これは韓国の音楽著作権産業の国際的な地位を高める重要な成果と評価されている。
パク局長は今後3年間、APCの主要政策決定に参加し、アジア・太平洋地域の著作権団体間の協力と交流を主導することになる。
KOMCAはこの会議を通じて、国際社会との信頼を回復し、透明な組織運営を通じて会員とクリエイターのための権利保護にさらに力を注ぐことを誓った。
今回のニュースに対し、韓国のネットユーザーからは「国際舞台でしっかりと釈明してきてくれて良かった」「パク・スホ局長、副議長選出おめでとうございます!韓国の著作権の地位が向上することを願う」「KOMCA、この機会に確実な刷新を図り、二度とこのようなことがないようにしよう」といった、肯定的な期待を示すコメントが寄せられています。