
チョン・ソミン、「私の宇宙、私の愛」で『生存型ロマンスのヒロイン』に完璧変身…共感を呼ぶリアルな演技
女優チョン・ソミンがSBS金土ドラマ「私の宇宙、私の愛」で『生存型ロマンスのヒロイン』として完璧に変身を遂げた。
11月1日と2日に放送された第7、8話で、チョン・ソミンはユ・ミリ役を演じ、「崖っぷちの花嫁」という現実的な設定を愛らしくも成熟した演技で表現した。
第7話では、キム・ウジュ(チェ・ウシク扮)の告白を受けたミリが、戸惑いながらもときめく気持ちを隠そうと努める姿が描かれた。入院中のチョン・ウジュ(ソ・ボムジュン扮)の代わりに世話をしてくれたウジュに、「これからはウジュさんを心配させません♥」とメッセージを送り、甘い笑顔を見せた。チョン・ソミンは、現実的なぎこちなさと甘いときめきを絶妙に表現し、「生活密着型ときめき演技」の真骨頂を見せた。
その後、ミリはユン・ジンギョン(シン・スルギ扮)から、ウジュがミョンスンダンの後継者であり、かつて自分を救ってくれた人物が彼の父親であったことを知る。ウジュの過去と家族が絡んだ真実を知ったミには、自分を責める彼に「そんなに謝る必要はないですよ。もう手伝わなくてもいいんです。私もずっと心が痛かったんです」と本心を打ち明けた。この場面でチョン・ソミンは、虚しさ、残念さ、申し訳なさが入り混じった複雑な感情を、声のトーンと表情で繊細に表現し、強い印象を残した。
갈대밭でのキスを通じて互いの心を確認したミには、ウジュとの関係が「偽りの新婚」から「本当の愛」へと変化する瞬間を完成させた。チョン・ソミンは、抑えられていた真実が愛へと燃え広がる過程を繊細に描き出し、視聴者からの深い共感を呼んだ。
第8話では、ミとウジュの関係がさらに深まった。ミが故郷の家でウジュと過ごす夜、ペク・サンヒョン(ペ・ナラ扮)にウジュとの関係を正直に話す決心をする場面、母親と共に父親の命日を追慕公園で迎える場面などを通して、家族の温かさと愛の安定感を同時に伝えた。チョン・ソミンは、持ち前の明るさを保ちながらも、「もう誰かのそばにいられる人」へと成長したユ・ミリを説得力をもって描いた。
その後、ミとウジュは社内恋愛を始め、甘い時間を過ごすが、放送の終盤でチョン・ウジュに偽りの夫婦生活がバレてしまい、緊張感が高まった。果たしてミはこの状況をどう乗り越えていくのか、今後の展開に期待が寄せられている。
チョン・ソミンは、この作品で役柄に完璧に没入し、日常の笑いと感情的な余韻の間を自在に行き来しながら、生活密着型演技の真髄を披露している。明るさと不安が共存する複合的な感情演技を流暢にこなし、キャラクターの感情スペクトラムをバランスよく表現している。
放送後、視聴者からは「チョン・ソミンの演技がリアルすぎて没入してしまう」「ミリ役が完全に私の推しになった」「チェ・ウシクとのケミが爆発してる」といったコメントが寄せられ、肯定的な評価が続いている。