イ・ジェウク＆チェ・ソンウン、運命的な再会…KBS2ドラマ「最後のサマー」初回視聴率3％で好発進

KBS2の新土日ミニシリーズ「最後のサマー」が、イ・ジェウクとチェ・ソンウンの運命的な再会と共に、順調なスタートを切った。

1日午後9時20分に初回放送された「最後のサマー」第1話では、幼い頃に住んでいた「パチョン面」に戻ってきた建築家のペク・ドハ（イ・ジェウク）と、その場所を離れたい7級公務員のソン・ハギョン（チェ・ソンウン）の物語が描かれた。この日の視聴率は3％（ニールセン・コリア提供）を記録し、好調なスタートを告げた。特に、ハギョンがピーナッツハウスの共同名義人がドハに変更された事実を知り、彼の父親に電話するシーンは、分間最高視聴率3.9％まで急上昇し、視聴者の注目を集めた。

初回は、財産分割請求に関する裁判官に訴えかけるハギョンの切実なナレーションで始まった。最北端の村「パチョン」での40分間隔のバスと銃声が聞こえる生活を紹介し、興味をそそったハギョンは、「ソン博士」というニックネームにふさわしく、デモを行う村の住民たちを巧みに説得し、プロフェッショナルな公務員の姿を見せた。

一方、ハギョンは現在居住中のピーナッツハウスを売却するため、購入者家族を慎重に確認し、契約を成立させようとした。しかし、住民登録簿でピーナッツハウスの共同名義人がペク・キホからペク・ドハに変更されていることを知り、当惑を隠せなかった。ドハはこれについて特別な説明をせず、会う場所と時間だけをメールで通知してきた。

約束の場所が現れたのはドハではなく、彼の弁護士ソ・スヒョク（キム・ゴヌ）だった。ハギョンとスヒョクはピーナッツハウスを巡って、緊迫した対立を続けた。登記簿謄本を巡るスヒョクの指摘に対し、ハギョンも意味深な言葉で応酬し、彼を慌てさせた。

愛犬スバキを探していたハギョンは、ピーナッツハウスの近くでドハと遭遇し、2年ぶりの再会を果たした。ハギョンが彼を不快に感じて冷たく接したが、二人はピーナッツハウスの売買を巡って、コミカルな掛け合いを繰り広げ、売ろうとする者と売るまいとする者の鋭い神経戦を繰り広げた。

さらに、ハギョンが推進中の「塀撤去事業」にドハが介入し、住民の同意を得ることを困難にした。これに憤慨したハギョンは、自ら塀を撤去しようとしたが、コミュニケーションの誤りにより、幼い頃の思い出が詰まった内塀まで壊れてしまい、計画は台無しになった。困難に陥ったハギョンにドハが現れ、助けを申し出ると同時に、再びピーナッツハウスを売る意思がないことを伝えた。

放送の終盤、壊れた塀の前で混乱するハギョンにドハが現れ、「ソン・ハギョン、私がいまだにそんなに憎いのか？」と尋ねた。ハギョンは「夏にはいつも運がなかった。なぜなら夏には必ずペク・ドハが来るから。そして今年も私の夏はひどく運がないだろう」というナレーションで、初回は幕を閉じた。

放送後、視聴者からは「イ・ジェウク、チェ・ソンウンのビジュアルの相性が最高だ」、「ストーリーがハラハラドキドキする」、「パチョン面の風景がとても美しい」といった感想が寄せられ、今後の展開への期待感を示した。