
イム・チェム、そっくりな孫を公開し「継承は絶対ない」と経営哲学を明かす
俳優イム・チェムが、自身にそっくりの孫、シム・ジウォン君を公開し、独自の経営哲学を明かした。
2日に放送されたKBS2のバラエティ番組『社長の耳はロバの耳』では、イム・チェムと娘のイム・ゴウンさん、そして11歳の孫、シム・ジウォン君の日常が描かれた。
この日の放送では、イム・チェムが事業の赤字について娘と話し合う様子が映し出された。夏に開催した屋外プール事業は好評だったものの、無料運営のため赤字となり、今後の計画について有料化や屋内施設への移行が提案された。
そんな中、登場したジウォン君は祖父イム・チェムと驚くほど似た顔立ちで注目を集めた。イム・チェムは初孫であるジウォン君への深い愛情を示し、「妻や子供たちよりも、今はこの子(ジウォン君)が一番気になり、会いたい」と語った。
ジウォン君は、屋外プールの揺れる床の構造物を見て危険性を指摘するなど、鋭い観察眼を見せた。イム・チェムは孫の明晰さに感心し、「ジウォンがよく見つけた。こいつは使える」と褒めると、タレントのキム・スクも「後継者ですね?」と感心した様子だった。
その後、一家はラッパーのOUTSIDERが経営する爬虫類ショップを訪れた。ジウォン君が1億5千万~2億ウォン(約1500万円~2000万円)もするアルダブラゾウガメに興味を示すと、「おじいちゃん、全部買って!」とおどけてみせ、笑いを誘った。
孫から俳優になりたいかと尋ねられたイム・チェムは、「そういうことを耐えられるなら、俳優になればいい」と厳しい条件を提示。また、自身にテーマパーク「ドゥリランド」の事業を譲るのかという質問には、「譲ることは絶対しない。自分の力で成し遂げなければ、他から受け継いだものは維持できない」と断固として述べ、自身の哲学を強調した。
番組の終盤、イム・チェムは過去に子供たちとの思い出が少なかったことを後悔し、今後は孫とより多くの時間を過ごしたいという願いを語った。
放送を見た視聴者からは、「おじいちゃんにそっくりでびっくりした」「賢くて度胸がある」「イム・チェム会長の経営哲学がしっかりしている」といった、孫の様子やイム・チェムの事業哲学に対する様々な反応が寄せられた。