故パク・ジソンさん、逝去から5年…変わらぬ追悼と温かい思い出

お笑いタレントの故パク・ジソンさんがこの世を去ってから、早くも5年が経ちました。

2020年11月2日、パク・ジソンさんは母親と共に自宅で亡くなっているのが発見されました。外部からの侵入の形跡はなく、遺書のようなメモが見つかったことから、警察は検死を行わず、遺族の意向を尊重しました。

突然の悲報に、同僚芸能人やファンは深い悲しみに包まれました。出棺の際には、ユ・ジェソク、キム・シンヨン、アン・ヨンミ、パク・ボヨンをはじめ、数多くの関係者が涙で見送りました。

パク・ジソンさんは、KBSの公開採用コメディアンとしてデビューした後、「ギャグコンサート」の数々の人気コーナーで、特有の明るく温かいユーモアで多くの人々に愛されました。「ゴボウ学堂」、「ソロ天国カップル地獄」、「先生キム・ボントゥ」などで披露した愉快なエネルギーは、新人賞、優秀賞、最優秀賞を総なめにする活躍ぶりでした。テレビ放送だけでなく、ラジオや各種バラエティ番組のMCとしても活躍し、常に周囲に笑いと優しさを届ける人物でした。

月日が流れ、5周忌を迎えた今日、パク・ジソンさんへの追悼の念は今も深く続いています。毎年誕生日には、同僚やファンが彼女のことを思い出しています。今年も女優のイ・ユンジや歌手のアルリが彼女の納骨堂を訪れ、「ピクニックに行くようにあなたのもとへ行く」といった温かいメッセージを伝えました。イ・ユンジは「今日はピクニックの日だから」と笑顔を絶やさず、アルリは「今日に限って、あなたの意地悪そうな（チャームポイントの）歯が恋しかった」と綴り、特別な思いを伝えました。

時間が流れても、パク・ジソンさんの名前には、変わらず「懐かしさ」という言葉が付きまといます。ステージで輝いていたあの笑顔、人々に向けられた温かい心。5年が経った今も、多くの人々の記憶の中で、彼女は「明るい人」、「優しいコメディアン」として生き続けています。

どうか、あちらでは苦しむことなく、いつも恋しいあの笑顔のように安らかであることを心から願っています。

韓国のネットユーザーからは「もう5年なんて信じられない」、「パク・ジソンさん特有の笑い声がまだ耳に残っているようだ」、「天国で幸せになってほしい」といった、故人を偲ぶ声が多数寄せられました。