
ム・ジンソン、『タイフーン商社』で悪役パイ・ヒョンジュン役で強烈な存在感を放つ
俳優ム・ジンソンがtvN週末ドラマ『タイフーン商社』で、単なるシーンスティラーを超えた強烈な存在感を放ち、視聴者たちを魅了しています。
ム・ジンソンは劇中、カン・テプン(イ・ジュノ扮)のライバルでありヴィランであるパイ・ヒョンジュン役を演じ、鋭く恐ろしいカリスマでドラマの緊張感を最高潮に高めています。幼い頃からカン・テプンに劣等感を抱き、彼に勝つためなら手段を選ばない人物として描かれています。
パイ・ヒョンジュンは、内面に抱える劣等感から生じた悪辣な執着を、刻々と変化する表情、重厚な眼差し、そして憎らしいほどの余裕のある演技で表現し、視聴者の怒りを誘うと同時に、憎みきれない魅力を披露しています。さらに、端正なビジュアルもキャラクターの魅力を一層引き立てており、残酷なヴィランの裏にあるはっきりとした目鼻立ちと長身から醸し出される、さりげない男らしさは、ヴィラン界の新星としての地位を確立しています。
イ・ジュノとの「犬猿の仲」とも言えるケミストリーも、ドラマの面白さを倍増させています。パイ・ヒョンジュンはカン・テプンがいる場所ならどこにでも現れ、皮肉な口調と眼差しで挑発しますが、いつも最後は自分が劣勢であるかのような印象を残し、次回の対決を予感させます。この二人の息の合ったやり取りは、視聴者に笑いと緊張感を同時に提供し、熱い反応を得ています。
特に、第7話ではカン・テプンの事業の失敗を期待していたパイ・ヒョンジュンが、逆にカン・テプンの成功的な輸出によって自身の会社が損害を被るという展開に。父親であるパイ・サンソン(キム・サンホ扮)からカン・テプンと比較される屈辱を受けるシーンでは、ム・ジンソンは怒りと複雑な感情が入り混じった眼差しを繊細に表現し、視聴者の没入感を高めました。
ム・ジンソンは、ヴィランキャラクターの真価を証明し、「シーンスティラー以上」の活躍を見せています。『タイフーン商社』が中盤を過ぎる中、毎話、格別な存在感を示しているム・ジンソンが今後どのような活躍を見せるのか、期待が集まっています。
一方、『タイフーン商社』は、1997年のIMF通貨危機の中、従業員もお金も持たない貿易会社の社長になってしまった新人商社マン、カン・テプンの孤軍奮闘成長記を描いたドラマで、毎週土・日曜日の午後9時10分にtvNで放送されています。
視聴者からは「ム・ジンソンの演技、本当にすごい!悪役なのに目が離せない」「パイ・ヒョンジュン、すごく腹が立つけど魅力もある。次はどう復讐するんだろう?」「イ・ジュノとム・ジンソンのケミ最高!」といった声が上がり、ム・ジンソンの圧倒的な存在感とキャラクターへのなりきりぶりに称賛の声が寄せられています。