
キム・ミンジュン、俳優引退を悩んでいた過去を告白…パク・チュンフン監督の「脅迫」キャスティング秘話公開
俳優キム・ミンジュンが、過去に俳優活動の引退を真剣に悩んでいた時期を振り返り、当時のパク・チュンフン監督の独特なキャスティング過程を公開して注目を集めた。
3日に放送されたチャンネルAの「チェルチントキュメンタリー - 4人用の食卓」では、俳優パク・チュンフンが親友で元バスケットボール選手のホ・ジェ、俳優キム・ミンジュンを自宅に招待した様子が描かれた。
この日、パク・チュンフンはキム・ミンジュンを自身の初監督デビュー作である映画「トップスター」の主演にキャスティングした当時を回想し、「キム・ミンジュンは体型や眼差し、顔つきまで、まさにスターのようだった。映画の主人公はムビースターでなければならないので、この人だと思った」と説明した。しかし、キム・ミンジュンはその当時、俳優活動自体をやめたいと思っていたと打ち明けた。
キム・ミンジュンは「中学2年生のような時期だった。望むように物事が進まず、周囲の環境によって評価されていると感じ、本来の自分の姿が壊れてしまうのではないかと思い、自分自身を守ろうとした」とし、「シナリオを読んだ時、自分がこの役を消化できるほどのスターではないと考え、作品に迷惑をかけるのではないかと心配した。また、パク・チュンフン先輩が私より良い俳優をキャスティングできるとも思ったので、最初は断ることに罪悪感はなかった」と率直に明かした。
これに対し、パク・チュンフン監督は「1ヶ月間キム・ミンジュンを説得し、最後に『今日から死ぬまで俳優をするな』という条件をつけた。そうしたら数日後にやると言ってきた」と話し、笑いを誘った。隣にいたホ・ジェは、パク・チュンフン監督に「他人の人生をなぜ君が決めるんだ」とたしなめ、現場を爆笑させた。
放送を見たネットユーザーからは、「パク・チュンフン監督、本当に執念深いですね(笑)」「キム・ミンジュン俳優のキャスティング秘話がドラマみたい」「あの時辞めていたら大変なことになっていました!これからも素晴らしい演技を見せてください」といった様々な反応が寄せられた。