
相次ぐ不運に直面したソン・シギョン、ファンからは「応援」と「批判」の声が交錯
歌手ソン・シギョンが、今年に入ってから相次ぐ不運に見舞われ、ファンの間では心配と応援の声が入り混じっています。
最初の災難は5月、彼のYouTubeチャンネル「먹을텐데(モグルテンデ)」を詐称する詐欺事件が発生しました。飲食店に電話をかけ、酒の購入を誘導して金銭を要求する手口で、所属事務所は公式SNSを通じて注意喚起を行いました。事務所側は「金銭を要求することはない」と強調し、注意を促しました。
4ヶ月後の9月には、彼が運営する一人企画会社「SK Jaewon」が、14年間「大衆文化芸術企画業」の登録なしに運営されていた事実が明らかになり、論争を呼びました。事務所は法改正の事実を認識できなかった不覚だと謝罪し、ソン・シギョン自身も税金回避や脱税目的とは無関係だと釈明しました。しかし、ファンからは「14年間の管理がおろそかだった」という批判的な意見も寄せられました。
最も痛ましい出来事は11月に起こりました。10年以上の付き合いがある元マネージャーが、会社資金を不正に使用していた事実が確認されたのです。ソン・シギョンはSNSを通じて「信じて大切にしていた人に裏切られた。体も心も傷ついた」と心境を吐露しました。年末コンサートの開催についても、現時点では不透明な状況です。
こうした度重なる不運にもかかわらず、ソン・シギョンはYouTubeコンテンツのアップロードを予告するなど、再起への意欲を見せています。ファンの多くは、彼の誠意と復帰への意志を信じて応援のメッセージを送っていますが、一部からは依然として残念な声も上がっています。
ネットユーザーからは「ソン・シギョンが過ちを認め、率直に釈明してくれて良かった」という声がある一方で、「14年間も企画会社の管理がおろそかだったのは残念だ」という意見も出ています。また、マネージャーの裏切りに対しては、「信じていた人に受けた傷はどれほど大きいだろうか。どうか乗り越えてほしい」と、温かい励ましのコメントが寄せられています。