AHOF、ミニアルバム「The Passage」で「ラフ・ユース」をテーマにカムバック！

ボーイズグループAHOFが、2ndミニアルバム「The Passage」をリリースし、音楽界に帰ってきた。

AHOFは11月4日午後2時、ソウル広津区（クァンジング）のイエス24ライブホールでカムバックショーケースを開催し、タイトル曲「ピノキオは嘘が嫌いだ」のステージを初公開した。

メンバーたちは、「デビューショーケースからわずか4ヶ月で、早くも新しいアルバムでカムバックできた。前回は緊張したが、今回は活動できることが楽しみだ」と抱負を語り、「今回のアルバムを通して、前作よりもさらに成長した姿をお見せしたい」と意気込みを伝えた。

また、カムバックを準備する過程について「前作よりも成長した姿を見せなければならないというプレッシャーがあった。完璧でなければどうしようという悩みもあったが、メンバーたちの応援のおかげで乗り越えられた」と明かした。

「The Passage」は、7月にリリースされたデビューアルバム「WHO WE ARE」から約4ヶ月ぶりの新譜。少年と大人の境界で成長痛を経験しながら、より強くなっていく「ラフ・ユース（Rough Youth）」の物語を描いている。特に、童話「ピノキオ」をモチーフに、メンバー自身を人間になるピノキオに投影し、少年から大人へと移行する成長過程を表現している。

このアルバムは、青春の成長痛が決して美しいだけではないことを示している。苦痛、痛み、挫折といった試練に直面した「ラフ・ユース」の複雑な感情線が込められている。笑顔で駆け抜けるときめきから、不安の中でも本心を告白する率直さ、再び離さないという決意、そして再び開く日記帳のようにこれから続いていく物語まで、多彩な感情が描かれている。

AHOFは「ラフ・ユース」というキーワードについて、「青春というと、美しく、胸が熱くなるイメージがあるかもしれない。しかし、青春には辛く痛みを伴う時間も多い。『ラフ・ユース』とは、そのような不安定な青春も受け入れ、本当の自分を探していくという意味」と説明し、「デビューアルバムからこれまでの、一歩ずつ成長していくAHOFの物語を込めたかった」と語った。

タイトル曲「ピノキオは嘘が嫌いだ」は、バンドサウンドを基盤に、気まぐれや不安、揺れ動きの中でも「君」には正直でありたいという気持ちをAHOFならではの感性で表現した楽曲だ。メンバーは、童話の中のピノキオの旅に自身を投影し、少年から大人へと進む成長過程を描いている。

その他にも、「AHOF, 光り輝く数字の始まり (Intro)」、「1.5倍速で走って」、「もう君を失わないために」、「眠れる日記帳 (Outro)」といった収録曲を通じて、青春の多層的な感情を表現している。特に「もう君を失わないために」はファンソングであり、ファンへの愛と、最後まで共にすると誓う気持ちが込められており、ファンに感動を与える予定だ。

なお、メンバーのズアン（ZUAN）が活動を休止しているため、AHOFは今回の活動を8人体制で行う。所属事務所F&Fエンターテインメントは、「ズアンは医療関係者の勧告により、絶対的な安静と十分な休息が必要となり、回復に専念することを決定した」と発表した。ソ・ジョンウは、「ズアンの不在を埋めるために本当に一生懸命努力した。ファンからの応援メッセージが大きな力になった」と述べた。

AHOFは今回の活動目標として、音楽番組での1位「オールキル」と新人賞の獲得を掲げた。スティーブンは、「デビュー活動では3度の1位をしたが、今回は全ての音楽番組で1位を獲りたい。僕たちがステージ上でどれだけ成長したかを見せたい」と意気込みを語った。チャ・ウンギも、「年末の授賞式で新人賞をはじめ、多くのトロフィーを獲得したい。2025年、最高の新人として記憶されたい」と付け加えた。

日本のファンからは、「AHOF、ついにカムバック！」「ピノキオのコンセプトが斬新で期待大」「今回のアルバムも絶対良いはず」「ズアンがいないのは残念だけど、8人での活動を応援してる！」「新人賞、絶対取ってほしい！」といった、カムバックを歓迎し、今後の活動に期待を寄せる声が多く寄せられている。