
(G)I-DLE ミヨン、ソロミニアルバム「MY, Lover」でカムバック…一層深まった秋の感性を披露
グローバルな人気を誇るグループ(G)I-DLEのメンバー、ミヨンが3日、2ndミニアルバム「MY, Lover」をリリースし、3年6ヶ月ぶりにソロアーティストとして帰ってきた。
初のソロアルバム「MY」がミヨンのイニシャルと「私の」という意味を込めてアイデンティティを表現したとすれば、今回の2ndアルバム「MY, Lover」は「愛」をテーマに、深い秋の感性を盛り込んでいる。前作が清涼感と躍動感あふれる春・夏のエネルギーを 담았다면、今作はボーカルの力を抑え、感情の密度に集中することで、落ち着いた秋のムードを描き出している。
タイトル曲「Say My Name」は、別れの後によぎる複雑で多岐にわたる感情を繊細に表現しており、ミヨンは特有の精巧なボーカルテクニックで楽曲の感情線を完璧に表現した。先行公開曲「Reno」は、愛が執着へと変化していく瞬間を、荒々しく鋭いボーカルで描き出し、これまでのミヨンとは異なる魅力を披露した。
今作は7つのトラックが有機的に繋がり、一つの物語のように構成されており、アルバム全体を順番に聴くことで感じられる感情の変化が格別だ。ミヨンの澄んでいながらもかすかに混ざるハスキーな音色は、複雑な感情を歌う上で決定的な強みとなり、他のボーカリストとは一線を画す独自のカラーを与えている。
ミヨンはショーケースで「歌をさらに上手く歌いたいという気持ちが大きかった」「ステージに上がる前も緊張して、ものすごく練習した」と明かし、デビュー8年目にも変わらぬ努力と誠実さを見せた。その真摯さがそのまま込められた「MY, Lover」は、ファンに深い感動を与えることが期待される。
ショーケースのリハーサル中に聞こえてきたミヨンの歌声に、記者がざわついたというエピソードが紹介されると、ファンからは「練習中の声でさえレジェンド」「ミヨンの声のトーンは本当に唯一無二」「早く音源をフルで聴いて毎日聞きたい」といったコメントが寄せられた。