
G-DRAGON、薬物疑惑からBIGBANGメンバー問題まで…「率直トーク」で疑惑に正面から対峙
歌手G-DRAGONが、自身とグループを巡る様々な論争について率直な思いを語った。
去る5日に放送されたMBC「ソン・ソクヒの質問たち3」に出演したG-DRAGONは、薬物疑惑やグループメンバーを巡る論争などについて、遠慮のないトークを披露し、視聴者の疑問を解消してくれた。
薬物疑惑でフォトラインに立ったG-DRAGONは、全ての疑惑を晴らして名誉を回復した後、APEC公式広報大使への委嘱や「大韓民国大衆文化芸術賞」での「옥관文化勲章(オクグァン・ムナフンジャン)」受章など、韓国を代表するアーティストとしての活躍を見せている。
自身の人生を映画『トゥルーマン・ショー』に例え、「極度に敏感だった時期に、ありえない出来事が次々と起こり、『トゥルーマン・ショー』の中にいるような気分だった」と回想。この経験を通じて、より強くなった自分についての話を伝え、共感を呼んだ。
特に、「薬物疑惑」の証拠となった特異なジェスチャーについては、「普段からそうだ。じっとして話すのはとても不快だ」「言葉一つ一つは私自身なので、おかしいとは思えない」と釈明した。続けて、「2024年、『Power』を出す1年前のある事件に関与した。被害者なのに、訴えたい気持ちすら湧かなかったが、事態は手に負えないほど大きくなった。虚脱感と虚無感を感じた」と、カムバックするかどうかさえ悩んだ心境を吐露した。
彼は「結局、音楽を通じて自分を表現すること、その経験をもとに書いた曲が『Power』だ。これからこのような事例が起こらないことを願う」と付け加えた。
また、BIGBANGの元メンバーであるV.I(スンリ)やT.O.Pを巡る論争については、「メンバーの過ちであれ、私生活であれ、それは別問題だ。リーダーとして最も辛かった瞬間は、私がチームに被害を与えたり、過ちを犯したりした時だった」と述べ、「それが自発的であれ、他発的であれ、そのような状況が起こればチーム全体が被害を被る可能性のある問題なので、最も苦しかった」と心境を明かした。
最後に、G-DRAGONは活動後の計画について「一呼吸置くことは必要だと思う。一呼吸置いた後、新しい始まりを準備する予定」と語り、来年20周年を迎えるBIGBANGについて「30周年も可能なのではないかと思う」という期待を寄せた。
放送を見たネットユーザーからは、「率直に話してくれてありがとう」「さすがG-DRAGON」「『トゥルーマン・ショー』の例えに完全に共感」「音楽で証明してほしい」といったコメントが寄せられ、彼の新たなスタートを応援している。