マネージャー裏切り騒動後初ステージのソン・シギョン、『スカイフェスティバル』でファンと会う

歌手ソン・シギョンが、長年のマネージャーからの裏切り騒動で大きな衝撃を受けた後、初めて公の場に姿を現す。

ソン・シギョンは本日（9日）、仁川インスパイア・リゾートで開催される「2025 仁川国際空港スカイフェスティバル」のステージに立つ予定だ。「スカイフェスティバル」は2004年から始まった、空港を拠点とする唯一無二の複合文化フェスティバルで、8日と9日の2日間にわたって開催された。

今回のフェスティバルには、HIGHLIGHT、NCTのマーク、(G)I-DLEのミヨン、Crush、Heizeなど、華やかなラインナップが名を連ねており、ソン・シギョンは最終日、主要ラインナップとしてファンと会う。フェスティバルの主催側は、すでにチケットを完売させるほどの熱い関心を集めていた。

しかし、ソン・シギョンが最近20年近く共に仕事をしたマネージャーに裏切られ、金銭的な被害を受けたというニュースが伝えられると、彼の出演可否について不確実性が提起された。今月3日、ソン・シギョン側は公式立場を発表し、「元マネージャーが信頼を裏切る行為をした」と明かし、内部調査を進めていることを伝えた。当該職員はすでに退職しており、所属事務所は再発防止のためのシステム整備に着手したと付け加えた。

ソン・シギョン自身も個人のSNSを通じて、「信じていた人から信頼が壊れる経験は、デビュー25年で初めてではないが、この年になっても容易なことではない」とし、「心配をかけたり、壊れた姿を見せたりしたくなくて、日常を維持しようと努力し、大丈夫なふりをしていたが、YouTubeや予定された公演スケジュールをこなす中で、体も心も声もたくさん傷ついたと感じた」と心境を吐露した。この影響で、年末の単独コンサートの告知も遅れており、ソン・シギョンはステージに立てるかどうかについて、「精神的にも肉体的にも自信を持って大丈夫だと言える状態になりたい」と慎重な姿勢を見せていた。

それにもかかわらず、ソン・シギョンは「スカイフェスティバル」のステージに立つことを決めた。所属事務所側は「約束されたスケジュールを消化するために出演する」と明らかにしており、これに対し多くの大衆が彼を応援している。騒動後、初の公式の場に臨むソン・シギョンがどのような姿を見せるのか、注目が集まっている。

ソン・シギョンは、過去にもYouTubeチャンネル「성시경 SUNG SI KYUNG」を通じて、日常や音楽に関するコンテンツを共有し、ファンと着実にコミュニケーションを図ってきた。今回の所属事務所の発表と本人の告白の後も、チャンネル活動を続け、ファンに近況を伝えている。