ソン・シギョンの元マネージャー、17年の信頼を悪用し数億ウォン横領の疑い…「大谷通訳事件」を彷彿とさせる

歌手ソン・シギョンの元マネージャーA氏が、長年にわたり不当な利益を得ていた疑いで警察に告発された。

ソウル永登浦（ヨンドンポ）警察署は10日、A氏に対し業務上横領および特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反の疑いで告発状が受理されたと発表した。

告発人は、今回の事件が米国全土を騒がせた「大谷翔平通訳事件」を連想させると主張。有名人の信頼を悪用した私益追求は断固として処罰されるべきだと声を高めた。

先立って、大谷翔平選手の通訳は、長年の信頼関係にもかかわらず、彼の資金を横領した疑いが発覚し、大きな衝撃を与えた。

A氏は約17年間ソン・シギョンのマネージャーとして勤務し、コンサートのVIPチケットを横流しし、妻名義の口座で収益を得ていた疑いが持たれている。

これに対しソン・シギョンは、過去の番組で「信頼し、大切に思っていた人物に裏切られる経験は、デビュー25年で初めてではないが、この歳になっても容易ではない」と苦痛を訴えたことがある。

一方、ソン・シギョンは困難な状況の中でも、ファンとの約束を守るため、12月25日から28日まで年末コンサートを開催する予定だ。

ネットユーザーからは「信じていた人にこんなことをされるなんて、とても残念だ」「ソン・シギョンさんは心を痛めているでしょうね。頑張ってください」「真実は必ず明らかにされるべきだ」など、ソン・シギョンを慰め、事件の真相究明を促すコメントが寄せられた。