
韓国のヒーロー‘ブンゲマン’、一時引退し‘ピョラクマンション’での平凡な日常を公開!
韓国を代表するヒーロー、‘ブンゲマン’が一時引退し、平凡な日常へと戻ってきました。
11日にEBSで初放送される「地球ヒーロー ブンゲマン」シーズン2では、世界があまりにも平和になりすぎて仕事がなくなったブンゲマンが、地球で休暇を過ごす物語が描かれます。
誕生日という特別な日に突然の休職通知を受けたブンゲマンは、年季の入ったヴィラ‘ピョラクマンション’で一人暮らしを始めます。「セルフ誕生日パーティー」を開き、孤独な現代人の姿を代弁する彼の姿は、視聴者に‘笑って泣ける’共感を呼ぶことでしょう。
今回のシーズンでは、「クイーンガビ」として有名な人気YouTuber、トットの特別出演で面白さを加える予定です。トットは、かつてブンゲマン子供ファンクラブの会長を務めた人物ですが、今では家族を最優先する父親役を立派に演じ、制作陣を驚かせたという裏話もあります。
トットは、宇宙怪物との戦闘のせいで息子の登校を妨げられたブンゲマンに対して、不満を表す場面も。ブンゲマンの「地球を守るのに忙しい」という言葉に、「私は家族を守るのに忙しい」と返す彼女の感情演技が際立ちます。エピソードの最後には、トットと彼の息子がブンゲマンに送る手紙が登場し、感動を届ける予定です。
マントを返却し、平凡な市民に戻ったブンゲマンが‘ピョラクマンション’で見せる新しい姿に期待が集まっています。「今日の家」に紹介されても遜色ないほど、洗練されたインテリアのセットも、ドラマのもう一つの見どころです。
MBCの公開採用コメディアン、キム・スミは、おしゃべりな清掃員「イ・ミファ(漢字表記:李美花)」役を演じ、欠かせない脇役として活躍することが期待されます。正体を隠して平凡に生きるブンゲマンと、普通ではない隣人たちが繰り広げるケミストリーに、好奇心がそそられます。
これに先立ち、「地球ヒーロー ブンゲマン」の制作陣は、EBS公式チャンネルを通じてティーザー映像とメインポスターを公開しました。ティーザー映像には、ブンゲマンの喋るペット犬「ピンキー」が登場しますが、ピンク色の耳を持つ悪魔犬という設定で、すでに並外れた存在感を誇っています。
「ピンキー」は、最先端のアニマトロニクス技術を適用したキャラクターで、声優の声に合わせてリアルタイムでセリフをこなし、ドラマに面白さを加える予定です。また、人工知能技術を活用し、「暗黒ポータル」、「瞬間移動」など、子供向けドラマでは表現が難しかったシーンを生き生きと再現する見込みです。
新しいキャラクターであるロボットペット犬「ピンキー」と共に、ソウルの都心を歩くブンゲマンの姿が収められたポスターは、「最も人間的なブンゲマン」という新しい魅力を予告しています。
「地球ヒーロー ブンゲマン」シーズン2は、来る11日から毎週火曜日午前8時35分、EBS1で放送され、TVING、Wavve、EBSのホームページでも視聴可能です。
韓国のネットユーザーからは、「ブンゲマン、ついに引退!」「新しいコンセプトが新鮮だ」「ピンキーが可愛すぎる」など、新シーズンへの期待の声が寄せられています。また、「現実味のあるストーリーに期待」「子供の頃の思い出のブンゲマン、相変わらずかっこいい」といったコメントも見られました。