
キム・ヒソン、「来世はしない」で『ママフォーティ』代表として帰還…視聴者の共感を200%獲得
女優キム・ヒソンが『ママフォーティ(40代の母)』の代表、チョ・ナジョン役でドラマに復帰した。TV CHOSUNの月火ミニシリーズ「来世はしない」は、40代の母親の育児、主婦の日常、キャリアを中断した女性の現実を鮮やかに描き出し、初回放送から視聴者の熱い反響を得ている。
11月10日に放送された第1話では、キム・ヒソンはかつて売れっ子のホームショッピング司会者だったが、現在は二人の息子の母親となった「キャリア中断ママ」チョ・ナジョンの姿を、ユーモラスかつ誠実に演じきった。41歳の誕生日、子供たちのせがみと夫の欠席の中、なんとか約束の場所へ到着したものの、結局ハイヒールを脱いでスリッパに履き替える姿は、現役主婦たちの哀愁をそのまま映し出し、視聴者の共感を呼んだ。
特に、夫からの誕生日プレゼント「高級エプロン」に、キム・ヒソンはついに涙を流した。「私が皿洗いが好きでやってると思ってる? 私、また仕事したい」という彼女の一言は、家族のために自身の夢を後回しにせざるを得なかった全ての時間の悲しみと切実さを込め、深い感動を与えた。
今回の作品でキム・ヒソンは、華やかさよりも誠実さを選択した。子供たちをなだめる無理な笑顔から、テナントとの競争に勝利した後に見せるおどけたウィンク、数十年ぶりに大家として再会した因縁の同級生の前での、自然な眼差しまで、多彩な表情演技でキャラクターに命を吹き込んだ。彼女の演技は、『ママフォーティ世代』の複雑な感情を繊細に捉え、深みのある感情線を作り上げた。
キム・ヒソンは、家族のために自分を隠して生きなければならなかったチョ・ナジョンの人生を完全に表現し、彼女の選択が正しかったことを改めて証明した。「来世はしない」は、毎週月・火曜日の夜10時にTV CHOSUNで放送され、Netflixでも視聴可能である。
放送直後、オンラインコミュニティやSNSでは「キム・ヒソンの演技、すごい」「私の話かと思った。完全に共感」「来世じゃなくて、現世で幸せになろう、ナジョン ㅠㅠ」といったコメントが殺到した。キム・ヒソンのリアルな演技に、多くの視聴者が深い共感を寄せ、次回の放送への期待を高めた。