キム・ヒソン、『この人生は初めてだから』で「キャリア断絶女性」のレッテルを剥がす挑戦を開始

女優キム・ヒソンが、TV CHOSUNの月火ミニシリーズ『この人生は初めてだから』で「キャリア断絶女性」というレッテルを剥がすための本格的な挑戦に乗り出した。

11日に放送された第2話では、再び働きたいという強い願望を抱く主人公ナジョン（キム・ヒソン扮）が、友人たちの応援を力に現実の壁に立ち向かう姿が描かれた。書類選考の不合格が続き、無給での提案さえ断られるという挫折の中でも、希望の糸を手放さなかった。

特に、以前勤めていたスイートホームショッピングの再就職プログラムに挑戦することで、新たな局面を迎えた。キャリア職として1次選考に合格したが、夫ウォンビン（ユン・パク扮）の反対、元同級生ミスギョン（ハン・ジヘ扮）との再会、後輩イェナ（コ・ウォンヒ扮）の皮肉など、順調とは言えない状況に直面した。ナジョンは「同じように勉強したのに、結婚して私だけがその場にとどまっている」と、これまでの悲しみを吐露し、多くの視聴者の共感を呼んだ。

それでもナジョンは挫折せず、再び立ち上がった。化粧室の鏡の前で面接練習をするシーンは、母親、妻ではなく「自分」自身に戻ろうとする彼女の意志を示し、深い感動を与えた。ブラインドテストのステージで、再びショーホステストとして完璧に変身したナジョンの姿は、切実さ、震え、緊張、そしてプロフェッショナリズムが融合し、視聴者に強烈な感動を届けた。

放送後、視聴者からは「キム・ヒソンの演技に完全に没頭した」「ナジョン、頑張れ！私も一緒に応援するよ」「キャリア断絶女性の現実がよく描かれていて涙が出た」といった熱い反響が寄せられ、ナジョンの挑戦を応援している。