2007年生まれのアイドルたち、大学修学能力試験を前に「明暗」…学業か、活動集中か

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2007年生まれのアイドルたち、大学修学能力試験を前に「明暗」…学業か、活動集中か

Jihyun Oh · 2025年11月12日 21:08

2026年度大学修学能力試験(スダン)が11月13日に全国で実施される中、2007年生まれのアイドルたちの動向に注目が集まっています。

一部のアイドルは受験票を手に試験会場に向かいますが、他のアイドルは現在進行中のグループ活動に集中するため、スダンへの応募を見送りました。それぞれの道は異なりますが、その背景には「黄金期におけるキャリア設計」という共通の理由があります。

**◇ 学校とステージ、「ツートラック」戦略**

多忙な海外ツアーやグローバル活動の合間を縫って、学業への意欲を失わずスダンに挑戦するスターたちがいます。ZEROBASEONEのハン・ユジンが代表的です。彼は合間を縫って学業を両立させ、受験生としての本分を果たしていると明らかにしました。

TWSのギョンミン、Kick Pungのドンヒョン、EZNのユ・サラン、The Windのパク・ハユチャンなどもスダン組に加わりました。彼らはデビュー直後から人気を集めながらも、学業を両立させてきました。

ギョンミンは「すべての受験生の皆さんに応援のメッセージを送ります!私も一生懸命頑張ってきます」と応援のメッセージを伝えました。

彼らの選択は、長期的な視点で芸能界での活動を続けていくという意思の表れと解釈されます。演劇映画科や実用音楽科などで学業を通じて自身の専門分野を広げようとする「ツートラック・キャリア戦略」なのです。

**◇ 黄金期を迎え、ステージを選んだスターたち**

かつてのように、大学進学が必須とされる時代は終わりました。ここ数年、活動キャリアが急上昇しているアイドルたちは、果敢にスダンを延期し、活動に集中することを選択を「実利」と考えています。

ガールズグループIVEのイソは、所属事務所との熟考の末、現在はIVEの活動に専念するためにスダンを受験しないことを決定しました。所属事務所は、今後アーティストの意見に基づき、大学進学を検討すると明らかにしました。

これは、過去に同じグループのメンバーであるチャン・ウォニョンがスダンではなく、活動に集中した前例を踏襲したものです。

ILLITのウォンヒ、BABYMONSTERのアヒョンとラミ、LE SSERAFIMのホン・ウンチェ、Hearts to Heartsのユハとステラなど、多数の2007年生まれのアイドルたちも、活動に集中する道を選択しました。デビュー後最も輝く瞬間、上昇気流を逃すことは、むしろ大きな機会損失であるというK-POP業界の厳しい現実認識が反映されています。

**◇ 消えゆく「必須の公式」…アイドルキャリアの転換点**

10数年前までは、スダン当日、多くの所属事務所が受験アイドルたちの試験会場の様子を公開するのが一般的でした。しかし最近では、受験者のプライバシー保護や、他の受験生への迷惑を避けるという方針から、現場公開は最小限に抑えられています。

たとえ今受験しなくても、将来的に希望する学科に進学して学業を両立する道もあるため、活動に集中すべき時期に大学に進学しない方が有利だという判断が働いています。

ある芸能関係者は、「スダンを受験するのも、しないのも、それぞれの状況において「キャリア設計」という共通の目的がある。もはや大学進学は成功への必須の関門ではなく、成功後のキャリアを設計するための『転換点』としての役割に縮小された」と分析しました。

ネットユーザーからは、「最近のアイドルはスケジュールも忙しいのに、勉強までするのは本当に大変そう」「自分のキャリアに合わせて上手に選択したと思う」「後でやりたい時に勉強すればいいんだから、賢明な選択だね」といった、アイドルの決断を応援する声が寄せられました。

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