
アン・ヒョンモ、APEC CEOサミット司会秘話公開「トランプ氏の遅刻、観客の拍手に涙ぐむ」
放送人のアン・ヒョンモが「APEC CEOサミット・コリア2025」の司会者として活躍した感想と、舞台裏のエピソードを公開した。
アン・ヒョンモは先月28日から31日まで、慶州(キョンジュ)で開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の主要サイドイベントである「APEC CEOサミット・コリア2025」で公式司会を務めた。過去SBSの記者出身で、現在は通訳者兼放送人として多方面で活躍している彼女は、今回のグローバル経済フォーラムの現場でも注目を集めた。
OSENとのインタビューで、アン・ヒョンモはAPEC CEOサミットの司会を務めることになった経緯について、「今年の春から参加を確定した」と明かし、主催側である大韓商工会議所とは2030釜山(プサン)EXPO誘致活動から築いてきた縁を語った。彼女は「イベント準備の過程を共にし、関係者たちの努力をよく知っていたので、成功的な開催を心から応援していた」と伝えた。
特に、開催100日前の推進委員会会議にも参加したアン・ヒョンモは、「単なる司会者ではなく、長い時間、愛情を持って臨んだ」と自負心を示した。APECイベントが成功裏に評価される中、彼女が挙げた最も記憶に残る瞬間は、ドナルド・トランプ前米国大統領の到着時だった。
アン・ヒョンモは、「警備が厳重で、全てのスタッフが待機しなければならず、何よりもトランプ前大統領が1時間以上遅刻した」と当時の状況を説明した。そして、「私が何度か観客に理解を求めて謝罪したが、突然、会場の皆さんが拍手をしてくれた。状況を理解し、励ましてくれる姿にとても感謝し、胸がいっぱいになった」と回想し、感動的な瞬間を共有した。
ネットユーザーは「アン・ヒョンモ、さすがプロのMCだ」「トランプ氏が遅刻しても冷静に対処する姿がすごい」「観客の反応も良かったというのが印象深い」などと、彼女の司会能力と突発的な状況への対処能力を称賛した。また、APEC CEOサミットの成功的な開催を祝う反応も相次いだ。