ディズニープラス、アジア戦略を加速へ - エリック・シュライヤー氏「ローカルオリジナルが核心」

ディズニープラスがアジア市場での攻勢を強めている。現地時間13日、香港ディズニーランドホテルで開催された「2025 Disney+ APAC & グローバルコンテンツラインナップ発表」イベントで、エリック・シュライヤー ディズニープラス・テレビジョン・スタジオおよびグローバルオリジナル・テレビジョン戦略担当社長は、ディズニープラス戦略の核心として「ローカルオリジナルコンテンツ」を挙げた。

この日のイベントには、韓国をはじめとする14カ国から約400名のメディア関係者が集まり、ディズニープラスの来年のコンテンツ戦略への高い関心を示した。「Disney+オリジナルプレビュー2025」では、韓国や日本などアジア太平洋地域のオリジナル作品が多数公開されたほか、総合エンターテイメントラインナップも紹介された。

シュライヤー社長は、「各地域の文化や感情を反映した物語が、グローバルラインナップを補完している」と述べ、「特に韓国や日本などアジアのクリエイターが見せる創造性は非常に印象的であり、地域の力強い物語は国境を越えて拡大していくだろう」と強調した。ウォルト・ディズニー・カンパニー APAC統合マーケティングおよびオリジナルコンテンツ戦略担当のキャロル・チョイ統括も、「ローカル・フォー・ローカル（Local for Local）戦略が完成された時に、真の力が発揮される」と付け加えた。

両リーダーはまた、短く密度が高いコンテンツや多様なフォーマットの実験がグローバルなトレンドであると指摘し、ディズニープラスがこうした流れに足並みを揃えていくことを示唆した。シュライヤー社長は、「良いパートナーシップの核心は信頼」とし、「クリエイターをコントロールするのではなく、彼らの達成を支援することがディズニープラスの哲学だ」と明らかにした。

韓国のネットユーザーからは、「ディズニープラス、もっと韓国コンテンツ作って！」「アジア市場の強化に期待」「シュライヤー社長の言うように、韓国ドラマが世界に広がるのが楽しみ」といった期待の声が寄せられた。