
有名芸能人を誹謗中傷した「 탈덕수용소」運営者、控訴審判決不服で上告
IVEのチャン・ウォニョンをはじめとする有名芸能人を悪意を持って誹謗中傷する偽動画を流布し、数億ウォンの収益を得たYouTubeチャンネル「탈덕수용소(Taldueok Suyongso)」の運営者A氏が、控訴審判決を不服として上告しました。
15日、法曹界によると、情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律上の名誉毀損と侮辱などの容疑で起訴されたユーチューバーA氏の弁護人は、前日(14日)、仁川地方法院に上告状を提出しました。
A氏は控訴審でも、一審と同様に懲役2年、執行猶予3年、追徴金2億1千万ウォンを言い渡され、社会奉仕命令120時間も維持されました。
裁判所は、「一審で様々な情状が十分に考慮されたものと見られる」とし、「量刑条件に照らして、原審の刑が重すぎたり軽すぎたりして不当とは見られない」という理由で、被告人および検察の控訴を棄却しました。
A氏側は、上告理由として刑が重すぎること、追徴金命令が不当であることを主張していると伝えられています。
これに先立ち、A氏は2021年10月から2023年6月まで、自身が運営するYouTubeチャンネル「탈덕수용소」で、芸能人やインフルエンサーなど7名を誹謗中傷する動画を23回にわたって投稿し、名誉を毀損した疑いで起訴されています。
これとは別に、A氏はIVEのチャン・ウォニョン個人から損害賠償請求訴訟を起こされ、5千万ウォンを支払うよう命じられました。また、カン・ダニエル氏の名誉を毀損した疑いで罰金1千万ウォンおよび3千万ウォンの損害賠償判決を受けました。さらに、BTS(防弾少年団)のメンバーであるVとジョングクに対しても7千6百万ウォンの損害賠償判決を受けていますが、A氏はこれらの判決にも不服として控訴状を提出した状況です。
これに対し、ネットユーザーからは「罪はきちんと償うべきだ」「被害者たちがどれほど苦しんだか想像もつかない」「控訴しても何も変わらないだろう」といった、A氏の姿勢を批判する声が上がっています。