イ・ヘジュン、ミュージカル「レント」のロジャー役で心の闇を乗り越える

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イ・ヘジュン、ミュージカル「レント」のロジャー役で心の闇を乗り越える

Sungmin Jung · 2025年11月16日 21:40

ミュージカル俳優イ・ヘジュンが、ミュージカル「レント」で傷と自責の念から心の扉を閉ざした「ロジャー」役を演じ、深い感情表現を披露しています。

イ・ヘジュンは、今年で10シーズン目を迎える「レント」で「ロジャー」役を演じています。以前の作品で演じた、愛され尊敬される人物像とは異なり、感情の起伏が激しく、繊細な感情の揺れ動きを持つ「ロジャー」の姿を、時には激しく、時には純粋な愛に忠実な姿として描き出し、観客の視線を集めています。

彼は「ロジャー」を「鳥かごに閉じ込められた鳥」と表現し、元恋人が自分のせいで亡くなったという自責の念から心を閉ざしてしまった人物だと説明しました。そんな「ロジャー」を、世間の偏見にさらされながらも生きる友人たちが支え、特に「ミミ」との出会いが人生の転換点となる過程を繊細に演じています。

役柄に深く没頭するあまり、一時的に憂鬱な気分になったこともあったと明かしたイ・ヘジュンは、「役に入り込みすぎて、理由もなく落ち込んでしまった」と語りました。しかし、前シーズンで「ロジャー」役を演じたチャン・ジフの心からのアドバイスが、キャラクターへの理解と共感を深め、演技に集中する助けになったと語りました。「彼の気持ちは十分理解できると思えた時、アプローチは難しくなかった」と付け加えています。

イ・ヘジュンは、「『レント』は、最終的に連帯して生きることが力になることを教えてくれる作品」だとし、「『共に』という関係の大切さを示し、周りを気遣いながら共に進んでいくことを感じさせてくれる」と述べました。そして、「多くの方に劇場に足を運んでいただき、温かい冬を過ごしてほしい」と呼びかけました。

ミュージカル「レント」は、来年2月22日までソウル江南区COEXアーティウムにて上演されます。

イ・ヘジュンの深い演技に対し、日本のネットユーザーからは「ロジャーというキャラクターに完全に没入している」「イ・ヘジュンだからこそできる演技」といった絶賛の声が寄せられています。また、「観劇して涙が止まらなかった」「周りの人にもっと優しく接しようと思った」といった感想も多く見られます。

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