スピードスケート女子500m：イ・サンファ、12年間の世界記録更新に「クール」な別れのメッセージ

「氷の女王」イ・サンファが、12年間にわたり保持していたスピードスケート女子500mの世界記録がオランダのフェムケ・コックによって更新されたことに対し、クールな反応を見せた。

世界記録が破られた直後、イ・サンファは自身のインスタグラムのストーリーズを通じて心境を明かした。彼女は12年前に世界新記録を樹立した当時の電光掲示板の写真を背景に、「12年間持っていた。さようなら3636！（I've had it for 12 years. Byeeeeee 3636!!!!!）」という短くも印象的なメッセージを残し、偉大な記録との別れを告げた。

これは、2013年11月17日にイ・サンファが記録した36秒36の記録を、フェムケ・コックが0.27秒短縮した36秒09を記録して更新したものである。驚くべきことに、記録が更新された日付も12年前と全く同じであり、さらに意味深いものとなった。

イ・サンファの世界記録は、スピードスケートのオリンピック正式種目の中で最も長く破られなかった大記録であり、用具や滑走法の進歩にもかかわらず、4年以上維持されてきた。新記録を樹立したコックは、イ・サンファのレースを数百回研究し、記録更新を夢見ていたと明かしており、イ・サンファがいかに後輩選手たちにとって大きな目標であったかを改めて証明した。

ネットユーザーからは、「さすが氷の女王！クールに手放す姿が素敵です」「12年間とは、本当にすごい記録でしたね。カンナムさんもどれほど誇りに思っていたことか」「新しい記録も応援しています！」といった、イ・サンファの記録とクールな反応を称賛するコメントが寄せられました。