新人グループNEWBEAT、初の英語アルバム「LOUDER THAN EVER」で世界進出を宣言

新人ボーイズグループNEWBEATが、初のミニアルバム「LOUDER THAN EVER」を引っ提げ、グローバル市場への本格的な挑戦を開始した。

今回のアルバムは、全曲を英語歌詞で構成するという大胆な戦略を採用。海外ファンとのより深いコミュニケーションを図るというグループの強い意志が表れている。メンバーのパク・ミンソクは、「練習生時代から、海外のファンともっと近い距離で接したいという気持ちが強かった」と、英語アルバム制作の背景を語った。

ダブルタイトル曲「Look So Good」と「LOUD」を中心に、2000年代初頭のレトロ感を洗練された形で再現。デビュー当初の90年代オールドスクールヒップホップとは異なり、今回はより幅広い世代へのアピールを目指している。メンバーは、クリス・ブラウンやトラヴィス・スコットといった海外アーティストから、イ・スンギ、シン・ヨンジェ、クォン・ジナといった韓国のアーティストまで、多様なロールモデルを挙げ、アルバムに多彩な音楽的色彩を盛り込んだと説明した。

NEWBEATは、「音楽やジャンルについて深く研究し、表面的なアプローチではなく、チームならではの色を築き上げていく」という決意を表明している。この努力は既に海外で成果として現れており、「Look So Good」はiTunesチャートで7カ国にランクインし、米国のGeniusチャートにも名を連ねるなど、好意的な反響を得ている。さらに、中国最大手の音楽企業であるモダースカイとの契約は、中国市場への進出における強力な足がかりとなるだろう。

メンバーたちは、ファンへの感謝の気持ちも忘れていない。チョン・ヨヨジョンは、「遠くまで会いに来てくれるファンの皆さんに感謝しており、新しいアルバムで僕たちの広がったスペクトラムを見せたい」と語った。パク・ミンソクは、「1位を獲得し、ファンの皆さんに誇れるアーティストになりたい」という抱負を述べ、ファンへの真摯な思いを伝えた。

韓国のネットユーザーたちは、NEWBEATの果敢な英語アルバム戦略に熱狂的な反応を示している。「大手事務所に劣らないグローバル戦略！」「NEWBEAT、今度こそ本当に海外を制覇する！」「収録曲が全部良すぎてすでに無限リピート中」といったコメントで、応援と期待の声が寄せられている。