
LE SSERAFIM・サクラ、東京ドームで14年のアイドル人生を振り返り涙「生まれ変わってもアイドルになりたい」
グループLE SSERAFIMのメンバー、サクラが東京ドームで行われた初のワールドツアーアンコールコンサートで、過去14年間のアイドル活動を振り返り、感極まった思いを伝えた。
10月19日、LE SSERAFIMは日本・東京ドームで「2025 LE SSERAFIM TOUR 'EASY CRAZY HOT' ENCORE IN TOKYO DOME」のコンサートを盛況のうちに終えた。今回の公演は、4月に仁川で始まった初のワールドツアーのフィナーレを飾る場となった。
アンコールステージで、メンバーのカズハはファンへの感謝の言葉とともに、夢のような時間を表現した。特に、バレエを習っている娘とコンサートに来た父親ファンのエピソードを紹介し、自身もバレエをしていた頃に父親とコンサートを見に行った経験を思い起こした。カズハは「私が夢を見るきっかけになった時と似た状況で、誰かがこのように東京ドームというとても大きな場所へ私たちの公演を見に来てくださっていることが、とても不思議で、同時に色々考えさせられました」と付け加えた。
サクラは、11年ぶりに再び立った東京ドームのステージに対する深い感慨を語った。「11年前に東京ドームに来た時は、このステージがどんな意味を持つのかよく分からず、先輩たちの背中をただ見ていた記憶があります」とし、「11年後にこのように東京ドームに再び立つと、本当に色々な感情が湧き上がり、あの時の先輩たちの気持ちが今なら少し分かるような気がします」と述べた。続けて、「アイドルとしてすでに14年を生きてきましたが、正直、大変なこともたくさんありましたし、『もし私がアイドルという道を選ばなかったらどうなっていただろう』と考えたこともありました」と告白した。
彼女は14年間のアイドル生活で多くの夢を叶えた一方で、多くのものを諦めなければならなかったと打ち明け、涙を流した。「多くの方々に出会うことができ、多くの方々との別れも経験しました。しかし、その試練を乗り越えた先に今日のこの景色が待っているのなら、私は生まれ変わっても、きっとアイドルの道を選ぶと思います」という心からの告白に、ファンは熱い拍手を送った。
サクラはファンに向けて、「13歳で鹿児島から出てきて、本当に何でもない私をこのように素晴らしいアイドルにしてくれたファンの皆さん、本当に感謝しています」と述べ、「ここにいるFEARNOTの中には、今きっと何かに挑戦していたり、辛い瞬間を耐え抜いている方もいらっしゃるのではないかと思います。しかし、影があるからこそ光がより輝くように、FEARNOTも辛いことがあっても、それは幸せをより強く感じられるための準備運動だと考えて、少しでも楽しく、穏やかに過ごしてほしいです」と応援のメッセージを伝えた。
メンバーのホン・ウンチェも、今回の公演を通じて感じた幸せとファンへの感謝の気持ちを表した。「ここまで来るのに本当に一生懸命走ってきた全ての瞬間が、走馬灯のように思い出されて、こんなに幸せでいいのだろうかと思うほど、本当に幸せな時間でした」とし、「切望していた今日という日を、長く忘れないと思います」と語った。
LE SSERAFIMは、今回の東京ドームアンコールコンサートをもって、初のワールドツアー「2025 LE SSERAFIM TOUR 'EASY CRAZY HOT'」の大長征を締めくくった。
サクラの率直な感想に対し、日本のネットユーザーからは「サクラ、本当に綺麗だよ」「14年間、本当にお疲れ様でしたㅠㅠ」「泣かないでㅠㅠこれからもずっと応援してる」「LE SSERAFIMファイト!」といった、励ましと応援のメッセージが寄せられた。