IDIT、夏の爽やかさ脱ぎ捨て冬のカリスマ纏う…初のデジタルシングル「PUSH BACK」でカムバック

グループIDITが、初のデジタルシングルアルバム「PUSH BACK」を発表し、冬のカムバックを告げた。

IDIT（チャン・ヨンフン、キム・ミンジェ、パク・ウォンビン、チュ・ユチャン、パク・ソンヒョン、ペク・ジュンヒョク、チョン・セミン）は20日午後6時、各種音源サイトを通じて新曲「PUSH BACK」の音源とミュージックビデオを公開した。スターシップエンターテインメントの超大型プロジェクト「Debut's Plan」を通じて誕生したIDITは、今年9月に初のEP「I did it.」でデビューした。

今回のアルバムは、デビューアルバムの爽やかなエネルギーとは異なり、より一層強固で荒々しくなったIDITならではの成長ストーリーが込められている。タイトル曲「PUSH BACK」はヒップホップダンス曲で、世の中の規範に抵抗し、自分自身を押しやらないという二重の意味を持つメッセージが込められている。「似合わない price tag、もう剥がして、ただ歩いて my way」という歌詞がそれをよく表している。

公開されたミュージックビデオは、統制された空間と広々とした屋外を行き来しながら、日常の中での逸脱と自由を表現した。90年代のヒップホップビデオを連想させる演出と、メンバーたちのダイナミックなパフォーマンスが際立っており、狭い水槽から抜け出そうとする魚のオブジェは、より広い世界へと進もうとするIDITの意志を象徴している。

デビュー3ヶ月目の新人とは思えないほど、しっかりとした実力も今回のアルバムの強みだ。メンバー一人ひとりの個性を生かしたストリートダンスパフォーマンスと、ボーカル、ラップの調和が曲の完成度を高めた。

今回のアルバムには、タイトル曲「PUSH BACK」の他に、「Heaven Smiles」が収録されている。この曲は、立ち向かう瞬間の爽快感と解放感を収めたヒップホップベースの曲で、ありきたりなコードを捻る自信に満ちたサウンドが印象的だ。

IDITは今回の「PUSH BACK」アルバムを通じて、実力的な成長はもちろん、新たな魅力まで披露し、ファンの期待を高めている。

IDITの新たな変身にファンからは「今回のコンセプト本当に最高だね」「音楽からステージまで全部かっこよすぎる」「これからがもっと楽しみなグループ！」といった熱い反応が寄せられている。