ケビン・スペイシー、性的スキャンダル後の経済難で「文字通り家がない」と告白

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ケビン・スペイシー、性的スキャンダル後の経済難で「文字通り家がない」と告白

Doyoon Jang · 2025年11月20日 9:30

ハリウッド俳優のケビン・スペイシーが、性的スキャンダル疑惑以降、深刻な経済難に苦しんでおり、文字通り「家がない」状態だと告白した。

スペイシーは最近、英テレグラフ紙のインタビューで「今はホテルとAirbnbを転々としている。仕事のある場所へ移動しながら生活している」と明かし、「文字通り家がない」と語った。

彼は自身の経済状況について「あまり良くない」と認めつつも、「破産寸前というわけではない」と付け加えた。スペイシーは「過去7年間、収入よりも支出の方がはるかに多かった。費用は天文学的だった」と打ち明け、苦しい胸の内を語った。

2017年以降、複数の男性がスペイシーから性的暴行や不適切な行動を受けたと主張しており、これによりNetflixの人気ドラマ『ハウス・オブ・カード』を降板するなど、活動に大きな打撃を受けた。

英国とニューヨークで提起された性的暴行の容疑については無罪判決を受けたものの、彼は「過去7年間の費用と余波はあまりにも大きかった」と重ねて強調した。

現在、彼は「不思議なことに、今はまるで最初に戻ったような感覚だ。以前のように、仕事があればどこへでも行く」とし、「全ての荷物は倉庫にある。状況が少し良くなったら、どこに落ち着くかを決めたい」と述べた。

また、今年公開されたドキュメンタリー『スペイシー・アンマスクド』で提起された追加の疑惑についても、「虚偽または誇張された話に対して、これ以上沈黙しない」と反論した。彼は「過去の自分の行動に対する責任は取るが、でっち上げられた話や誇張された主張に対してまで謝罪することはできない」と強く主張した。

スペイシーは最近、フランス・カンヌで功労賞を受賞し、キプロス・リマソールでのリゾートで公演を行うなど、徐々に活動を再開し、再起を図っている。

ネットユーザーからは、「それでも彼の演技は認められるべき」「今の状況は気の毒だ」といった同情的な意見と、「復帰にはもっと自粛期間が必要なのでは」という慎重な意見が交わされている。

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