ナム・ジン、ベトナム戦争での爆弾不発事故から「ナ・フナ襲撃事件」の背後疑惑まで…「死ぬところだった」

ベテラントロット歌手ナム・ジンが、過去に経験した生死の境をさまよった経験を明かし、視聴者に衝撃を与えました。

21日に放送されたMBCのバラエティ番組「私は一人で暮らす」では、長年尊敬してきたナム・ジンを訪ねるパク・チヒョンの姿が公開されました。

パク・チヒョンが60年以上にわたる活動で大変だったことはなかったかと尋ねると、ナム・ジンは「死ぬような目に遭ったことはあるか？」と問いかけ、ベトナム戦争当時の危険な経験について語りました。「食事を終えて出かけようとした時、『シューッ』という音がして、皆が倒れていた。後で分かったのだが、爆弾が不発だったのだ」と、当時の緊迫した状況を鮮明に描写しました。

番組では、ナム・ジンが過去に「ラジオスター」で自身をめぐる「ナ・フナ襲撃事件」の背後疑惑についても言及したことが取り上げられました。彼は「記者たちがライバル側が仕組んだのではないかと記事を書いた」と、当時の殺伐とした雰囲気と検察の捜査について語りました。しかし、「検察に行って話したら、5分で解放された」と、事実無根であったことを明らかにしました。

さらに衝撃的な事実は、数十年後に明らかになりました。ナム・ジンによると、襲撃犯はナム・ジンに会う前に、故シン・ソンイル先輩を先に襲撃しており、自分も金品を狙った襲撃犯に侵入されたと告白しました。「金を要求された。『君のライバルを傷つけたら金をくれるのか？』という恐ろしい言葉を残した」と語り、スタジオを驚かせました。

それだけでなく、ナム・ジンの故郷である木浦の家には放火未遂事件まで発生していたことが明らかになりました。「母親が住んでいた家だった。祖父と祖母の肖像画が燃えてしまったことを今でも思い出すと腹が立つ」と、辛い記憶を打ち明けました。

一方、「私は一人で暮らす」は、毎週金曜日夜11時10分にMBCで放送されています。

放送を見たネットユーザーからは、「ナム・ジン先生、本当にレジェンドだね」、「ベトナム戦争の話に鳥肌が立った」、「当時の活動でどれほど苦労したのだろうか」といった尊敬と残念がる声が寄せられました。