
イ・イギョン、「撮るなら何する?」制作陣に不満爆発…「麺すすり論議、編集で悪印象に」
俳優イ・イギョンが、自身をめぐるプライベートの噂に対して悔しさを訴え、3年間共にしたMBCバラエティ番組「撮るなら何する?」(以下、「撮るなら」)の制作陣に不満をあらわにした。
イ・イギョンは最近、オンラインで拡散された悪質なプライベートの噂について「事実無根」だと強く否定し、法的対応を予告した。しかし、その後の立場表明で彼は、「撮るなら」の降板プロセスと過去の「麺すすり論議」における制作陣の介入を暴露し、波紋を広げた。
彼は「撮るなら」降板について「自主降板」と知られていたが、実際には制作陣からの「降板勧誘」が先だったと主張した。さらに衝撃的なのは、5月に放送された「麺すすり論議」について言及したことだ。当時、女優シム・ウンギョンと共に「撮るなら」に出演していたイ・イギョンは、過剰な麺すすりパフォーマンスで非衛生的だと批判を受けた。
これに対しイ・イギョンは、「明らかにやりたくないと言ったが、麺屋を借りての撮影だからと頼まれ、『バラエティだから』というセリフは編集された」と明かし、論議後、制作陣からは「焦っていた」という当惑する言葉しか聞けなかったと吐露した。彼は「論議はすべて個人が負担しなければならず、イメージは大きな傷を負った」と、制作陣の責任ある姿勢を求めた。
こうしたイ・イギョンの暴露に対し、一部のネットユーザーはメインMCのユ・ジェソクに責任論を提起し、「傍観していたのではないか」「後輩が悪印象の烙印を押されるまで何をしていたのか」といった反応を見せた。
しかし、現在多くのオンラインコミュニティやポータルサイトでは、ユ・ジェソクではなく、番組の演出方向を決定した制作陣に責任があるという世論が優勢だ。ネットユーザーたちは、「編集権はPDにある」「出演者に責任を転嫁する尻尾切りだ」「イ・イギョンがどれほど悔しかったらすべてを暴露したのか」「制作陣が俳優のイメージを使い捨てのように利用した」などの反応を示し、ユ・ジェソクに批判が集中するのは不当だと指摘している。「ユ・ジェソクも制作陣の演出をすべて止めることはできない」という意見も付け加わった。
イ・イギョンの暴露により、「撮るなら」制作陣は道徳的な非難を免れることが難しくなった。「リアルバラエティ」を標榜しながら、出演者に不快感を与える行動を強要したという疑惑は、番組の真実性そのものを揺るがしかねない事案だ。現在「撮るなら」側は、イ・イギョンの立場表明に対して特別な公式立場を出していない状況だ。イ・イギョンの悔しい訴えと、ユ・ジェソクをめぐる賛否両論の中で、制作陣がどのような釈明をするのか注目が集まっている。
ネットユーザーからは「イ・イギョン、本当に悔しかったんだろうな」「編集で人をダメにするなんて」「ユ・ジェソクは何の罪も無いのに一緒に叩かれてる」といった、制作陣への責任追及の声が多く上がっている。