『鬼滅の刃』無限列車編、2025年最高の興行成績を記録！アニメ作品として初の快挙

今年の話題作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、11月22日（土）に2025年の年間興行収入トップに輝いた。

11月22日（土）午前0時基準で、『鬼滅の刃』は累計観客動員数5,638,737人を記録し、『ゾンビ・ガール』（5,637,455人）を抜き、2025年韓国国内のボックスオフィスで首位に立った。

今回、『鬼滅の刃』はアニメ作品として初めて年間ボックスオフィス1位を獲得した。これまでは『アバター』（2010年）、『トランスフォーマー／ダークサイド・ムーン』（2011年）、『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』（2021年）といった実写洋画が年間トップの座を占めてきただけに、この快挙はさらなる意味を持つ。

本作の興行収入を後押ししたのは、4DX、IMAX、ドルビーシネマといった特別上映館での観客動員率が約19％（106万人）に達したことである。公開当初から評価の高かった美麗な作画クオリティと圧倒的なアクションスケールは、リピーター（N次鑑賞）の増加を促した。さらに、週替わりで実施される入場者プレゼントや、ファン向けのグッズ付き上映会、応援上映会といった多様なイベントも、公開から14週目という長期上映期間中も高い座席販売率を維持する要因となった。

『鬼滅の刃』の4DX版の全世界興行収入は2,930万ドルを突破し、今年の4DX上映作品の中で最高の興行成績を収めた。これは4DXで上映された日本アニメーション作品としては全世界歴代最高記録であり、全ての4DX作品の中でも歴代8位に相当する驚異的な成果である。全世界での平均客席占有率も51％を記録しており、長期上映にもかかわらず、安定した観客の流入が続いていることを証明している。

一方、日本国内では11月16日までに累計観客動員数2,604万人、興行収入379億円を記録し、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』（407億円）に次ぐ歴代2位の記録を保持している。14日に公開された中国では、初日に1億元、3日間で3億元（614億円相当）の興行収入を達成し、『無限列車編』の勢いを引き継いでいる。全世界のボックスオフィスでは1,063億円の収益を上げ、日本映画として初めて全世界興行収入1,000億円を突破した作品となった。

鬼の根城である無限城で繰り広げられる「鬼殺隊」と最上級鬼たちとの最終決戦の第一章を描いた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、全国の劇場で絶賛上映中である。

韓国のネットユーザーからは「このクオリティなら1000万も夢じゃない！」「リピート鑑賞必須！グッズのためにまた行く」「劇場版シリーズ、これからも続けてほしい」といった声が上がり、映画の成功を祝っている。