キム・ヨンリム、娘の勧めでの免許返納の裏側を告白…「反応速度が落ちた」という言葉に涙

韓国のベテラン女優キム・ヨンリムが、最近運転免許証を返納することになった胸の内を打ち明け、視聴者の胸を痛めさせています。

去る22日に放送されたMBNバラエティ番組「ソルプリショー・ドンチミ」では、「年を取るのは罪なのか？」というテーマのもと、キム・ヨンリムが同僚芸能人たちと率直なトークを繰り広げました。

キム・ヨンリムは「80歳を過ぎてから、子供たちに運転するなと言われ、実際に運転する機会もあまりなかった」とし、「気分が沈んだり、急にふらっと出かけたくなる時がある。ジムまで歩いて10分だが、歩くには微妙な距離で、運転したい時がある」と、免許返納への名残惜しさを語りました。

続けて「子供たちに『反応速度が落ちたから返納しろ』と言われたのが、とても悲しかった」と付け加え、切なさを倍増させました。

返納しに行く前に、友人から交通カードをもらえると聞いたキム・ヨンリムは、娘に小言を言われるのが嫌で、一人で住民センターを訪れたそうです。「行ってみたら、本当に交通カードをくれた」と語り、笑いを誘いました。

この日の放送でキム・ヨンリムは、夫である故ナム・イルウ氏の死後、幻聴が聞こえるほど辛かった心境を告白することもありました。

放送を見たネットユーザーからは、「お母さん、運転は安全第一ですよ…」「それでも免許返納なんて、心が痛みますね」「お元気で！」といった、キム・ヨンリムを応援するコメントが寄せられました。