
イ・グァンス、バラエティのイメージを脱ぎ捨て俳優としての真価を発揮…「悪縁」「ダイス」などで変身成功
俳優イ・グァンスが、バラエティ番組で見せる親しみやすいイメージを乗り越え、スクリーンとOTT(オーバー・ザ・トップ)を縦横無尽に活躍し、俳優としての幅広い演技スペクトルを証明している。
かつて「ランニングマン」を通じて「裏切りキリン」、「アジアのプリンス」といった独歩的なキャラクターを構築し、大衆から大きな愛を受けたイ・グァンス。彼は約11年間「ランニングマン」の顔として活躍し、バラエティタレントとしてのイメージが強く刻み込まれた。その結果、真剣な演技を見せても、視聴者はしばしば彼のバラエティでの姿を思い出し、笑みをこぼしていた。
しかし、イ・グァンスはイメージチェンジを通じてこれらの限界を克服しつつある。今年初めに公開されたNetflixシリーズ「悪縁」(原題)では、成功した韓方医アン・ギョンナム役を演じ、優しさの裏に隠された不倫男の卑劣で悪辣な一面を完璧に演じきった。続いて最近公開されたDisney+の「ダイス」(原題)では、富裕層の国会議員の息子ペク・ドギョンとして登場し、罪悪感なく殺人を犯し、それを隠蔽する道楽者のキャラクターを鳥肌立つほど熱演し、強烈な印象を残した。
同時に、イ・グァンスは親しみやすい魅力を収めた作品でも観客と会った。映画「僕だけプリンス」(原題)では、トップスターのカン・ジュヌ役を演じ、「アジアのプリンス」という自身の代名詞を活用しつつも、人間的なみみっちさを描き出し、高いシンクロ率を誇った。
今年、tvNドラマ「離婚保険」(原題)にも合流し、すでに4作品で大衆と触れ合ったイ・グァンス。彼はバラエティ番組「コンコンパンパン」を通じて変わらぬ人間的な魅力を披露し、俳優としての挑戦と本業への情熱を同時に続けている。彼のこのような絶え間ない努力は、今後彼が見せてくれるであろう新たな演技変身への期待を高めている。
ネットユーザーは「イ・グァンスの演技、本当に上手くなった!完全に没入した」「バラエティも良いけど、やっぱり俳優イ・グァンスのポテンシャルはすごい」「これからどんな作品で新しい姿を見せてくれるか楽しみ」と、彼の演技力とイメージチェンジに熱い反応を送っている。