
『タイフーン商事』イ・ジュノ&キム・ミンハ、危機の中での逆襲が痛快!視聴率も同時間帯1位
tvNの週末ドラマ『タイフーン商事』で、カン・テプン(イ・ジュノ)とオ・ミソン(キム・ミンハ)が相次ぐ危機にもかかわらず、果敢な反撃で視聴者に痛快なカタルシスを届けた。
去る22日に放送された第13話は、全国世帯平均7.3%、最高8.8%を記録し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位を占めた。
倉庫火災から劇的に生還したミソンは、死の恐怖の中でテプンに「好きです。付き合ってください」と告白した。病院で目覚め、テプンを見た瞬間、彼女が吐き出したこの言葉は、家族に伝えられなかった言葉と共に、最も後悔している瞬間としてテプンへの思いを込めていた。
しかし、ミソンが辛うじて脱出した火災は、単純な事故ではなかった。チャ・ソンテク(キム・ジェファ)を脅迫し、手術用手袋が入荷する日付と保管場所を突き止めたピョ・ヒョンジュン(ム・ジンソン)が意図的に火を放ったのだ。これにより、タイフーン商事は納品締め切りまでわずか1週間という短期間で代替物資を確保しなければならない絶体絶命の危機に立たされた。国内市場では1年で処理するのが難しい300万個という大量注文を、すでにピョ・サンソン(パク・ホサン)が受けていた状況で、テプンはヒョンジュンに手袋の販売を懇願したが、嘲笑されるだけだった。
絶望的な状況の中、テプンは父が背負っていた重さを初めて実感し、苦悩した。その時、ソンテクの怪しい行動が事件の新たな局面を開いた。夫ピョ・バクホ(キム・サンホ)の事業が崩壊寸前で、バクホのお金を受け取るしかなかったソンテクは、息子まで脅威にさらされる状況に追い込まれ、ついにテプンに借用証書の存在を打ち明けた。父を裏切ったソンテクへの怨みと、息子を守ろうとする彼女の切迫した事情の間で、テプンは複雑な感情を抱いた。
翌日、テプンはバクホを訪ね、手袋の販売を要求した。バクホが資金力を試すような皮肉を言うと、テプンは逆に彼の心理を揺さぶった。300万個の在庫処理に苦しむサンソンの状況まで正確に把握しており、手袋を売らなければ損失が雪だるま式に増えるだろうと論理的に圧迫した。さらに、父から「奪ったお金」にまで言及し、バクホの敏感な弱点を突くと、彼の表情は微妙に揺らいだ。
バクホがテプンに手袋を渡したという知らせを聞いたヒョンジュンは、怒りを抑えきれず現場に駆けつけた。今にもテプンに拳を振り上げそうな緊迫した瞬間、怒りに燃えるミソンが登場。倉庫火災の犯人がヒョンジュンだと直感したミソンは、彼の頬に強烈なパンチを放ち、痛快なカタルシスをもたらした。
『タイフーン商事』第14話は本日(23日)日曜夜9時10分、tvNで放送される。
放送直後、韓国のネットユーザーからは「やっぱり『タイフーン商事』!ハラハラした展開の末にスカッとした!」「イ・ジュノの演技、本当にすごい…カン・テプンに完全に没入した」「キム・ミンハの告白シーン、すごくドキドキした」といった熱狂的なコメントが寄せられている。