
キム・ユジョン、‘親愛なるX’で証明した「演技スペクトラム」…予測不可能な女優への進化
TVINGオリジナルシリーズ‘親愛なるX’を通じて、女優キム・ユジョンがこれまでに積み重ねてきた内面と演技スペクトラムを証明している。
画面の中のキム・ユジョンは、もはや「大人の女優に成長した子役スター」という言葉だけで定義されるものではない。キャラクターの魂の奥深くまで入り込む繊細な表現力で、「キム・ユジョンという女優」そのものを新しく書き換えているとの評価だ。
キム・ユジョンが演じるペク・アジンは、優れた才能と美貌を持つ新進女優だが、他者への共感能力が乏しい反社会的な性格の持ち主だ。自身の目標達成のために周囲の人間を道具として利用し、関係を容易に断ち切る冷徹な一面を見せる。
特に、ドラマ序盤で自身を利用した人物から無理な謝罪を受ける場面で、キム・ユジョンはソシオパス的な傾向を卓越して描き出した。相手の表情や視線を細かく分析し、微細な表情の変化だけでキャラクターの心理を説得力を持って伝えた。
ライバルであるレナとの対立シーンでは、相手の感情を計算するペク・アジンの姿を緻密に描写した。レナが感情的に揺れるほど、逆に動きを最小限に抑え、「見る価値のない存在」であることを視線だけで表現するキム・ユジョンの演技力が際立った。
このような深い演技は‘親愛なるX’で突然現れたものではない。キム・ユジョンはデビュー当初から、多様なジャンルと複雑な感情を持つキャラクターたちを次々と選び、自身の演技領域を広げてきた。
大人になってからも、外見中心の役柄に安住せず、「雲が描いた月明り」、「ホン・チョンギ」、「私の悪魔にご注意を」などで見せた、しっかりとした物語中心の演技は、彼女だけの明確な演技カラーを構築する土台となった。
‘親愛なるX’は、キム・ユジョンが歩んできた選択の歴史が集約された作品であり、単なるイメージチェンジを超えた演技力の頂点を示している。感情の設計、表情の質感、キャラクターの心理分析など、女優自身の言葉でキャラクターを再解釈した結果である。
キム・ユジョンは、この作品を通じて、今後どのような新しい顔を見せてくれるのか、またどのようなジャンルとキャラクターで観客を驚かせるのか、期待させる女優としての地位を確立した。
ネットユーザーからは、キム・ユジョンの演技変身に対し「さすがキム・ユジョンだ」「ソシオパス演技、本当に鳥肌が立った」「これからがもっと楽しみな女優」といった称賛の声が寄せられている。