
シン・ジョンファン、 居酒屋モデル抜擢の舞台裏を明かす「美味しくなかったら宣伝しない」
歌手でタレントのシン・ジョンファンが、自身がモデルを務める居酒屋の広報の舞台裏を明かした。
シン・ジョンファンは3日、OSENとの通話で、当該居酒屋のモデルになった経緯について「親しい代表がフランチャイズを展開しており、そこに行って食事をしてみたところ、メインメニューがとても美味しかった。『モデルをやりたい』と話した」と明らかにした。
彼は、単にモデル活動にとどまらず、営業やマーケティングにも積極的に参加していると付け加えた。シン・ジョンファンは「芸能人は自分の店のように広報する場合が多いが、私は広報モデルであり、代表が別にいる」「助けになればと思い、営業とマーケティングを担当した」と説明した。
当該業者の代表も、シン・ジョンファンへの深い信頼を表明した。彼はSNSを通じて「人々は尋ねる。なぜよりによってシン・ジョンファンなのかと。我々は答える。元来、不〇〇は平凡な道は歩まないからだ」とし、シン・ジョンファンの過去の経歴と人生のストーリーがブランドの味と似ていると自信を見せた。
これに対し、シン・ジョンファンは「代表がそのような信頼を示してくれて、感謝の気持ちでさらに積極的に取り組むようになった」「もし味が悪かったら、このように公に宣伝したい気持ちはなかっただろうが、味には自信があったので『非難はされないだろう』と思った」と強調した。
特に、シン・ジョンファンは広報映像で、過去の海外賭博疑惑に関連する内容をユーモアに昇華させ、注目を集めた。映像の中で彼は、「花札もできない」というユーチューバーに「何をできないというのか。ステイ?」と尋ねたり、「フィリピン?デング熱がいつの話だ」と反発する姿を見せ、過去の論争を愉快に解きほぐした。
これは2010年にフィリピンでの海外賭博疑惑で物議を醸した事件を再解釈したものである。シン・ジョンファンは当時、「デング熱」という虚偽の釈明で批判された経緯がある。
シン・ジョンファンは、過去のイメージを活用した広報について、「元々はもっと直接的だったが、私が穏やかにするように頼んだ」「現在、再生回数が多い動画は、インフルエンサーたちが自ら台本を書いて撮影したもの」と説明した。また、「15年ぶりに突然現れたのではなく、インスタグラムやユーチューブ活動を続けてきた。ファンは私のキャラクターとイメージを知っているので、気楽に撮影した」と付け加えた。
最後に、彼は「賭博のイメージが15年間続いていることについて、生涯の恥の烙印だと思っている。隠したり、憎んだりしたくない」とし、「ありのままの率直さがトレンドの時代に合わせて、むしろ気楽に撮影できた」と率直な心境を伝えた。
過去の論争をユーモアに転換したシン・ジョンファンの広報手法に対し、日本のネットユーザーからは「さすがシン・ジョンファンだね」「大胆なマーケティングだけど面白い」「正直さが通じたみたい」といった肯定的な反応が見られる。