パク・ナレ、マネージャーへのパワハラ・違法医療疑惑で活動中断…余波が広がる

コメディアンのパク・ナレが、マネージャーへのパワハラ疑惑や違法医療行為の疑惑により、放送活動を中断したことを受け、その余波が芸能界だけでなく社会全体に広がっています。

去る3日、パク・ナレの元マネージャーたちは、不当な待遇を超え、職場内いじめ、特殊傷害、代理処方、経費未払いなど、複数の深刻な犯罪嫌疑を主張し、1億ウォン相当の損害賠償請求訴訟を予告しました。彼らはソウル西部地方裁判所に不動産仮差押え申請を提起し、法的な対応を示唆しました。

これに対し、パク・ナレ側は、元マネージャーたちが退職金受領後、追加で会社の前年度売上の10％に相当する金額を要求し、その金額が数億ウォン規模にまで増加したと反論しました。パク・ナレ側は、一部メディアで提起された疑惑は、今後の法的手続きを通じて明確に明らかにされるだろうと立場を表明しました。

最も衝撃的なのは、違法医療行為の疑惑です。マネージャーを通じて向精神薬の代理処方を受けたり、自宅で医療資格のない人物から違法な施術を受けたりしたという嫌疑は、医療法違反の可能性があり、大きな波紋を呼んでいます。

これらの論争によりパク・ナレは活動を中断しましたが、その影響は医師会までも緊張させています。医師会は、「注射のおばさん」「点滴のおばさん」と呼ばれた人物が無免許医療行為や違法薬物取り扱いの疑惑を受けているとして、政府に強力な制裁を求めました。ファン・ギュソク ソウル市医師会長は、この事例を韓国の医療システムの不備を示す明白な事例だと指摘しました。

パク・ナレと共に番組に出演していたチョン・ジェヒョン、オンユなどの芸能人も、関連性の疑惑から免れることができませんでした。チョン・ジェヒョン側は「点滴のおばさん」とは面識もないと一線を画し、オンユ側は皮膚管理目的の訪問だったと釈明し、事態の鎮静化に努めました。

パク・ナレが出演中の「助けてください！ホームズ」、「私は一人で暮らす」、「驚きの土曜日」などのバラエティ番組も直撃弾を受けました。すでに収録済みの放送分では、パク・ナレの出演シーンを最小限に抑えるように編集されており、関係者の出演についても、どうすることもできない難局に立たされています。

現在、パク・ナレは活動を中断していますが、解決すべき疑惑が山積しており、今後の行方が注目されています。

ネットユーザーからは「パク・ナレのイメージが大きく傷ついた」「真実が早く明らかになってほしい」「番組降板は当然の流れだと思う」といったコメントが寄せられ、今回の事態への高い関心を示しています。