
俳優コ・ジュンの「アートテイナー」としての顔と、過去のトラウマ告白に視聴者感動
俳優コ・ジュンが、 채널A(チャンネルA)のバラエティ番組「親友ドキュメンタリー – 4人用の食卓」に出演し、自身の隠された一面と感動的なストーリーを公開する。
カリスマあふれる演技と個性的な絵の才能で「アートテイナー」として知られるコ・ジュンは、親友である俳優チョ・ジェユンとコメディアンのイ・サンジュンを自宅に招き、手作りのテンジャンチゲやキムチなど、質素ながらも心のこもった料理を振る舞った。華やかなステージの裏側で、床に座って語り合う姿は、リアルな一人暮らしの男性の日常を垣間見せ、温かい雰囲気を醸し出した。これに対し、チョ・ジェユンはセンスの良いディフューザーを、イ・サンジュンは貴重な牛肉をプレゼントし、友情を深めた。
コ・ジュンの自宅に足を踏み入れた親友たちは、壁に飾られた数々の絵に感嘆の声を上げた。正式な美術教育を受けた経験がないにも関わらず、絵を描き始めてわずか1年でニューヨークでの展示会に参加したという彼の経験談は、驚きを呼んだ。特に、18年もの歳月をかけて完成されたという一枚の絵には、恋人に贈ったものの、別れた後に返却され、その後加筆して完成させたという切ないエピソードが明かされ、視聴者の関心を惹きつけるだろう。
番組の中で、コ・ジュンは幼少期に全身に火傷を負ったトラウマについて勇気を持って告白した。幼い頃、火傷の痕のために友達と遊ぶことが困難だった彼は、一時は司祭になることを夢見ていたという。しかし、思春期を迎え異性に目覚めたことでその夢を諦めたと明かし、親友たちの笑いを誘った。その後、偶然観た演劇をきっかけに俳優を志すようになり、火傷のトラウマを乗り越えたと語り、感動的な場面を演出した。
コ・ジュンの告白に触発され、イ・サンジュンもまた、現在のコメディスタイルが自身の傷から始まったことを打ち明ける。学生時代、友人たちを笑わせるためにコメディアンの夢を育んだが、父親の不在を知られてからは、友人が笑ってくれなくなった。そこで、彼は自身の痛みをまずさらけ出すことで、笑いを生み出すようになったと語り、深い共感を呼んだ。MCのパク・キョンリムも、学生時代、毎年クラスで最も困難な状況にある友人に贈られる米やラーメンを受け取った経験を共有し、恥ずかしさよりも食事が得られて幸せだったと、貧しさを隠さずに打ち明けることで乗り越えた経験を語り、共感を誘った。
一方、コ・ジュンは、無名の俳優たちを助けるために独立映画を製作してきたという事実も公開した。60本に及ぶ独立映画製作の経歴、カンヌ国際映画祭への招待の舞台裏、そして最近ではYouTubeを通じて新人俳優たちとコンテンツを制作している近況まで明かされ、彼の多方面にわたる活動への期待を高めた。
すべての人の親友MCパク・キョンリムと共に、スターの人生の一片を垣間見る時間、 채널A「親友ドキュメンタリー – 4人用の食卓」は、15日午後8時10分に放送される。
放送を見たネットユーザーからは、「コ・ジュンさんの絵の才能すごい…癒されました」「イ・サンジュンさんの話を聞いて思わず涙が出ました。勇気をありがとうございます」「『アートテイナー』コ・ジュンの知らなかった一面にもっと惹かれます」といった、彼の芸術的才能と人間味あふれる人柄を称賛する声が寄せられた。