アマゾンで「韓服」が「漢服」に? 徐敬徳教授、抗議メールへ

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アマゾンで「韓服」が「漢服」に? 徐敬徳教授、抗議メールへ

Seungho Yoo · 2025年12月16日 1:43

世界中の利用者が集まるグローバルショッピングプラットフォーム「アマゾン」で、韓国の伝統衣装である「韓服(ハンボク)」を「漢服(ハンフ)」と表記したり、漢服を販売しながら韓服のキーワードを付与する商品が多数確認され、議論を呼んでいます。

誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は、世界各地から情報提供が寄せられているとし、販売主体を中国業者と推定し、アマゾン側に抗議メールを送る予定だと明らかにしました。

徐教授は、韓流の拡散により韓服や伝統的な帽子「カッ」など、韓国の伝統文化への関心が高まっている状況で、販売者が検索流入を狙って韓服のキーワードを誤用・乱用することは明白な問題だと指摘しました。海外の消費者が表記だけを見て、韓服の起源と正体性を誤解する可能性があるとの見解を示しました。

最近、中国のオンライン空間で、韓服が自国の伝統衣装である漢服に由来するという主張が繰り返されてきたことが、今回の議論の背景として挙げられています。

徐教授は、「韓服が世界に正しく知られるように、グローバルな韓服広報キャンペーンを着実に展開していく」という計画も付け加えました。先立って2021年には、英国のオックスフォード英語辞典(OED)が「hanbok」を韓国の伝統衣装として紹介し、掲載しています。

このニュースに接した日本のネットユーザーからは、「また始まったのか、今度はアマゾンで?」「徐敬徳教授、いつも応援しています!」「自分たちの文化は自分たちで守らないと」といった、怒りとともに教授の活動を支持する声が上がっています。

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