ピアニスト、イム・ドンヒョクがSNSに自殺を示唆する投稿、警察が出動し救助、命に別状なし

著名なピアニスト、イム・ドンヒョク氏がSNSに自殺をほのめかす投稿をしたことを受け、警察が出動し、彼を救助する騒ぎがありました。

16日、ソウル瑞草（ソチョ）警察署によると、警察は同日午前8時30分頃、「イム氏が心配だ」という通報を受け、瑞草区瑞草洞（ソチョ・ドン）の自宅に向かいました。

現場でイム氏を発見し救助した警察は、彼を近くの病院に移送しました。現在、命に別状はないと伝えられています。

これに先立ち、イム氏は同日午前7時34分頃、自身のSNSに「ピアニストとして生きてきて、ひどい憂鬱症に苦しんできた」とし、「これまで皆さまのおかげで幸せでした、感謝しています」という内容の文章を掲載していました。

イム・ドンヒョク氏は、ショパン、チャイコフスキー、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの世界三大ピアノコンクールで入賞し、チョ・ソンジンやイム・ユンチャン以前に、韓国クラシック音楽界で大衆的なファンダムを築いたことで知られています。

韓国のネットユーザーからは、SNSやオンラインコミュニティで心配の声が上がっています。「イム・ドンヒョクさん、無事でいてほしい」「大変な時期を乗り越えられるよう応援しています」といった、彼の健康と安否を気遣うコメントが寄せられています。また、「本当に驚いた、これからも素晴らしい音楽をたくさん聞かせてください」という応援メッセージを送る人もいました。