
シンガーソングライターCloud、4thフルアルバム『Airplane Mode』リリース…Jo Yu-riがMVに出演
シンガーソングライターのCloud(クラウド)が、本日(16日)午後6時に各種オンライン音源サイトを通じて4thフルアルバム『Airplane Mode』をリリースし、ファンの期待を高めている。
今回のフルアルバムは、昨年10月にリリースされた3rdフルアルバム『Sky, Hand, Balloon』以来、約1年2ヶ月ぶりに披露されるフルアルバム作品であり、Cloudの音楽的成長を改めて確認できる機会となる見通しだ。
『Airplane Mode』には、「冬の遺失物」、「消えていく人生」、「破滅」という3つのタイトル曲を含め、全9曲が収録されている。Cloudはポップ、フォーク、バラードを網羅する多様なジャンルの中で、全曲の作詞、作曲、編曲に自ら参加し、シンガーソングライター兼プロデューサーとしての力量を遺憾なく発揮した。特に今回のアルバムは、別れと喪失、そしてその後の癒しの過程を繊細に描き出し、リスナーに深い共感を与えるものと見られる。
トリプルタイトル曲の一つである「冬の遺失物」のミュージックビデオには、歌手兼女優のJo Yu-ri(チョ・ユリ)が出演を確定させ、ファンの熱い関心を集めている。二人は、Jo Yu-riの3rdミニアルバムのタイトル曲「犬と猫の時間」にCloudが参加したことをきっかけに縁を結び、Jo Yu-riはMVで「冬が去った人にとっては終わった季節だが、残された人にとってはこれから始まる季節」という複雑な感情を卓越した演技で表現する予定だ。MVは音源公開と同時にCloudの公式YouTubeチャンネルを通じて公開される。
また、4番トラック「歌いたくない」には、シンガーソングライターのJung Woo(チョン・ウ)がフィーチャリングで参加し、澄んだボイスとCloudの落ち着いたボーカルが調和し、フォークソング特有の温かい質感を加えた。この曲は、辛くても誰かの心に歌のように残りたい存在の悲しみを表現している。
Cloudは今回のアルバムについて、「昨年保護した保護犬チョメを見て感じた感情を込めた」とし、「チョメが私の人生に来てくれたように、世の中のすべての別れにはそれぞれの価値がある。このアルバムを通じて、それぞれの心の傷を少しでも下ろし、安らぎを得てほしい」とアルバム作業に参加した所感を明らかにした。
一方、Cloudは最近、MOUND MEDIA傘下のレーベル『tapes』と専属契約を締結しており、今回の4thフルアルバムを通じてソロアーティストとしての地位をさらに確固たるものにすると期待される。
アルバム発売のニュースにネットユーザーは、「Cloudのカムバックを待っていた!」「Jo Yu-riがMVに出演なんて、最高の組み合わせ!」「今回のアルバムも名曲の予感」など、熱い反応を見せている。