パク・ナレ活動休止の影響、親友たちまで二次被害…「パーム油トリップ」「私もワクワク」制作中止

コメディアンのパク・ナレが元マネージャーとの法廷紛争により活動を中断したことで、その余波が同僚芸能人たちにまで及んでいる。

MBCは16日、企画議論段階にあったバラエティ番組「パーム油トリップ」の制作が中止になったと公式立場を発表した。「パーム油トリップ」は「私は一人で暮らす」のスピンオフ番組で、チョン・ヒョンム、パク・ナレ、イ・ジャンウが「パーム油きょうだい」として大きな愛を受けたことに力を得て、単独バラエティとして制作される予定だった。

最近、結婚により「私は一人で暮らす」を降板したイ・ジャンウにとって、「パーム油トリップ」は新たな機会であったが、パク・ナレの論争により制作が中止となり、意図しないキャリア断絶の危機に立たされることになった。

それだけではない。パク・ナレが出演予定だった、もう一つのMBC新規バラエティ番組「私もワクワク」も制作が全面キャンセルとなった。「私もワクワク」は、パク・ナレ、チャン・ドヨン、シン・キル、ホ・アンナなど、コメディアンの親友4人組が出演する旅行バラエティで、来年1月の初放送を控えていた。しかし、パク・ナレの論争により、番組全体が消滅することになり、撮影まで終えた出演者たちは虚無感を隠せずにいる。

特にホ・アンナは最近、自身のSNSを通じて「自己肯定感低下中」とし、相次ぐオーディションの不合格と「私もワクワク」の廃止による心境を吐露した。

パク・ナレは現在、元マネージャーとの葛藤について法的手続きを進めており、当分の間、全ての活動を中断し、事案を整理することに集中するという立場を表明した。

ネットユーザーたちは「パク・ナレのせいで罪のない同僚たちまで被害を受けるのはどうなのか」「放送界でパク・ナレを消し始めたら、正直復帰も容易ではないだろう」「イ・ジャンウ、ホ・アンナなど被害を受ける方々が気の毒だ」といった反応を見せ、今回の事態に対する懸念を表している。