映画『ホームカム』、客席カメラで捉えた観客のリアルな反応映像を公開

映画『ホームカム』が、観客の反応を収めた異例の「客席ホームカム・リアクション映像」を公開し、注目を集めている。

『ホームカム』は、保険調査員のソンヒ（ユン・セア扮）が自宅に設置したホームカメラを通じて、見知らぬ存在を目撃したことから恐怖に囚われる24時間を描いた密着型ホラー映画だ。今回公開された映像は、CGV龍山アイパークモール店内のテンダーシネマの各座席にホームカメラを設置し、鑑賞する観客のリアルな反応をリアルタイムで記録して制作された。ホームカメラという素材と、幽霊が出やすい場所として知られる劇場の組み合わせは、まるで映画のような奇妙な現象が撮影されるのではないかという期待感を抱かせた。

映像には、当初はリクライニングシートにゆったりと座って鑑賞していた観客たちが、次第に映画に没入し、身を起こして座る様子が収められている。怖いシーンでは、顔を覆ったり、隣の人に抱きついたり、目を固く閉じたりと、100%純粋で率直な反応がそのまま捉えられた。さらに、観客を撮影していたホームカメラが突然天井に向かうという、関係者までも驚かせる場面もあった。

観客からは、「座って見ていたのに、緊張でだんだん姿勢を正した」「ホームカム画面だからこそ、より不気味で没入感、緊張感がすごかった」「ホームカム画面が出るたびに鳥肌が立った」「これを見て、自宅にホームカメラを設置するのはやめようと思った」といった、まるで主人公と一体になったかのようなスリリングな感想が寄せられた。

『ホームカム』のティーザー予告編は、すでに335万回再生を突破し、CGVのホラー映画映像の中で再生回数1位を記録している。今回の「ホームカム観客リアクション映像」も、予告編に劣らない熱狂的な反響を呼ぶことが期待されており、映画『ホームカム』は10日、CGVにて公開される。

ユン・セアは、2005年のドラマ『プラハの恋人』でデビューして以来、女優として確固たる地位を築いています。多様なジャンルで幅広い演技力を披露し、常に人気を集めています。最近ではドラマ『秘密の女』で印象的な演技を見せました。