歌手ショーン、65億ウォン寄付を越えALS療養院開設へ…「友パク・スンイルのために」

歌手ショーンが、継続的な分かち合いの活動と共にALS（筋萎縮性側索硬化症）療養院開設計画を明らかにし、感動を与えた。

6日に放送されたMBCバラエティ番組「全知的おせっかい視点」（以下、「全おせっかい」）では、ショーンの温かい心と献身的な活動がスポットライトを浴びた。MCのチョン・ヒョンムは、ショーンの累積寄付額が65億ウォンに達すると紹介し、彼の音楽活動以前の社会活動に対する驚きを示した。

ショーンは、マラソン選手のクォン・ウンジュコーチの指導の下、早朝トレーニングで一日を始め、健康管理に努める姿を見せた。近況についての質問に、ショーンは自身と妻チョン・ヘヨンが寄付した金額だけで65億ウォンであり、440億ウォン規模の子供病院の建設や独立有功者への住居支援など、多様な活動を展開していると明らかにした。彼は20年前から毎日1万ウォンずつ寄付してきた妻との約束を始めとして、着実に分かち合いを実践してきたと付け加えた。

特にショーンは、16年前から企画してきたALS療養院開設のニュースを伝え、目に涙を浮かべた。かつてバスケットボール選手だった故パク・スンイル氏との縁で始まったこのプロジェクトは、患者たちが快適な環境で治療を受けられるよう、床暖房設備などを備えた病院の建設を目指している。ショーンは、病院運営に予想される年間20～30億ウォンの赤字にもかかわらず、「毎月10万ウォンを寄付する教会1,000ヶ所、個人1万人の寄付」などを通じて運営資金を確保するという意志を示した。

ショーンの真摯な分かち合いの話と崇高な挑戦は、視聴者に深い感動を与え、女優ハン・ジヘは涙を、イ・ヨンジは「私たちの人生を振り返らせられる」という感想を伝えた。

ショーンは1997年にヒップホップデュオ「ジヌション」でデビューし、多くの愛を受けました。2004年に女優チョン・ヘヨンと結婚後、20年以上にわたり毎年1億ウォン以上を継続的に寄付し、「寄付の天使」と呼ばれています。ショーンは陸上選手としても活発に活動し、マラソンを通じて寄付文化を広めることに先駆けています。