
パク・チョンミン、視覚障がいを持つ父を語る…「点字ブロックの不便さ、恥ずかしかった」
俳優パク・チョンミンが、自身の父親が視覚障がい者であることを明かし、過去の無知について告白しながら深い共感を呼んだ。
7日に公開されたYouTubeチャンネル「ワンショットハンソル」の映像で、パク・チョンミンは視覚障がいを持つYouTuber、ワンショットハンソル(キム・ハンソル)と暗室で対面し、率直な対話を行った。公開を控えた映画『顔』で視覚障がい者の役を演じるパク・チョンミンは、役作りのためにワンショットハンソルの動画を視聴するようになったと語った。出演のオファーを受けた際は、「詰まっていたものが流れていくような気分だった」と、快諾した理由を説明した。
特にパク・チョンミンは、自身の父親も視覚障がい者であることを明かし、父親が点字ブロックについて一度も不満を口にしたことがなかった事実を昨年初めて知ったと打ち明けた。彼は以前、点字ブロックがスーツケースを引く際に不便だと感じていた自身の無知について、「少し恥ずかしかった」と率直に告白し、視聴者に深い印象を与えた。
二人は暗室でカップラーメンを作る体験も共にした。ワンショットハンソルが「視覚障がい者が作ったラーメンは初めてですよね?」と尋ねると、パク・チョンミンは「初めてです」と明るく笑顔で答えた。父親について問われると、パク・チョンミンは「父に『お父さん、ラーメン作って』って頼むなんて、父が倒れますよ」と冗談を言って、場を和ませた。一方、パク・チョンミンは来る11日に公開される映画『顔』で一人二役に挑戦する。
パク・チョンミンは2008年公開の映画『霜花店(サンファジョン)』でデビューした、韓国を代表する実力派俳優です。映画、ドラマ、舞台など多岐にわたる作品で、深みのあるキャラクターを演じ分けてきました。演技力だけでなく、バラエティ番組で見せる飾らない人柄とウィットに富んだトークでも人気を集めています。