
オク・ジュヒョン、大先輩パティ・キムから「私とそっくり」と称賛される一方、後輩からは「怖かった」という第一印象を明かす
ミュージカル女優オク・ジュヒョンが、大先輩である歌手パティ・キムとの心温まる対話と、後輩ミュージカル女優イ・ジヘから受けた「怖かった」という第一印象について語り、話題を呼んでいます。
7月に公開されたYouTubeチャンネル「눙주현」では、オク・ジュヒョンが韓国歌謡界の伝説的な存在であるパティ・キムと対談。オク・ジュヒョンはパティ・キムを「私のミューズであり、最も大きな影響を与えてくれた方」と尊敬の念を表しました。一方、パティ・キムは「傲慢で、堂々としていて、頑固。なぜ私とそんなに似ているの?」と冗談めかして指摘し、笑いを誘いました。しかし、最後には「舞台へのこだわりだけは、絶対に捨てるな」と後輩への愛情を伝えました。
一方、8日に放送されたチャンネルAの番組「4人用の食卓」では、後輩のイ・ジヘがオク・ジュヒョンに対する第一印象を率直に語りました。イ・ジヘは「怖い先輩だと思って、親しくなりたくなかった」「ただ、邪魔にならないようにしようと思っていた。でも、それが逆に気に入られたみたい」と明かしました。これに対し、オク・ジュヒョンは「君の実力が気に入った」と、後輩の正直な気持ちを受け止めました。
番組では、オク・ジュヒョンが過去のグループ「Fin.K.L.」時代を振り返る場面も。彼女は「監視カメラによく無表情で映っていたので、母に無理にでも笑うように言われた。でも、疲れているときは表情にそのまま出てしまった」と語り、後輩のイ・ジヘにも似たところがあるとして、写真を見せながらアドバイスしたことを明かしました。
また、オク・ジュヒョンは「舞台で絶対に妥協しない性格のために、たくさん悪口も言われた」と告白。「Fin.K.L.時代、ソロステージで1時間歌ったとき、音楽監督から『適当にしなさい』と言われたが、『私のステージをどうして適当にできるのか』と応じた」とし、「当然、最善を尽くすべきだと考えていた」と説明しました。「パティ・キム先輩もその点を指摘して、『だから人々は生意気だと言う』とおっしゃっていた」とも付け加えました。
大先輩からは「私とそっくり」という称賛を、後輩からは「怖い」という第一印象の告白を同時に受けたオク・ジュヒョン。しかし、彼女の揺るぎない舞台への哲学と、真摯なコミュニケーションは、今も多くの人々に深い感銘を与え続けています。
オク・ジュヒョンは1998年にガールズグループFin.K.L.のメインボーカルとしてデビューし、その圧倒的な歌唱力で人気を博しました。その後、ミュージカル女優に転身し、「レベッカ」、「エリザベート」、「ウィキッド」など数々の大ヒットミュージカルで主演を務め、韓国ミュージカル界を代表する女優としての地位を確立しました。卓越した実力に加え、率直で堂々とした性格でも知られ、バラエティ番組などでも活躍しています。