
月まで行こう! イ・ソンビン&ラ・ミランら、欲望渦巻くキャラクターポスター解禁
MBCの新金土ドラマ「月まで行こう」が、来る19日の初回放送を前に、主演俳優たちの強烈な欲望を収めたキャラクターポスターを公開し、期待感を高めている。
「月まで行こう」は、月給だけでは生存が保証されない現実を生きる3人の女性が、仮想通貨投資という巨大な波に飛び込み、繰り広げられるハイパーリアリズム生存劇だ。チャン・リュジン作家の同名ベストセラー小説を原作とし、「ソンジェ背負って走れ」や「酒飲みな彼女たち」シリーズを手掛けたボンファクトリーが制作を担当、放送前から熱い話題を集めている。
今回公開されたポスターは、ドラマの中心を導くチョン・ダヘ(イ・ソンビン)、カン・ウンサン(ラ・ミラン)、キム・ジソン(チョ・アラム)、ハム博士(キム・ヨンデ)の4人のキャラクターの多様な欲望を描き出し、視線を引きつける。各キャラクターの個性を生かしたビジュアルと、核心を突くキャッチコピーは、ドラマへの興味をさらに増幅させている。
まず、舞い散るお金を掴もうと切実に手を伸ばすチョン・ダヘの姿は、「少しでも豊かに暮らそうとすることが罪なの?」というキャッチコピーと合わさり、切ない共感を呼ぶ。現実の壁にぶつかりながらも、より良い明日を夢見るダヘの奮闘は、視聴者の心を打つと予想される。平凡ながらも強烈な願いを胸に、仮想通貨の世界に足を踏み入れた彼女がどのような未来を迎えるのか、注目が集まる。
機関士の帽子をかぶったカン・ウンサンは、圧倒的な存在感を放っている。職場の同僚以上の意味を持つダヘとジソンを仮想通貨投資へと導く人物である彼女は、札束を手に満足げな微笑みを浮かべる。「お金を稼ごうとすることが罪なの?」というコピーは、彼女の目標を明確にし、彼女がお金に執着するようになった隠された物語への疑問を増幅させる。
욜ロ(YOLO)族の代表格であるキム・ジソンは、札束の代わりにショッピングバッグを持って登場し、視線を集める。指にはキラキラと輝く指輪がはめられており、彼女がいかに多くの給料を消費しているかをうかがわせ、笑いを誘う。「きれいなものが欲しいことが罪なの?」というキャッチコピーと明るい笑顔は、ジソン特有の魅力を存分に引き出している。明日を考えず、今日を楽しむことを信条としてきた彼女が、ダヘ、ウンサンと共に仮想通貨投資に飛び込んだ後、どのような変化に直面するのか期待される。
一方、ハム博士は他の3人のキャラクターとは異なる雰囲気で、特別な存在感を放っている。列車に座ってギターを弾く姿は、ロマンチックな雰囲気を醸し出す。彼の後ろには、お金の代わりに大きな月が静かに輝いており、「夢を見たいことが罪なの?」というキャッチコピーと共に、彼にとってお金よりも大切な夢は何なのか、関心が集まっている。
「月まで行こう」は、来る19日午後9時50分からMBCで初回放送される。
イ・ソンビンは2016年にドラマ「アントワンピース」でデビューし、その後「ザ・ソウル・シーカー~隠された者たち~」、「酒飲みな彼女たち」シリーズなど、数多くの作品で安定した演技力を披露し、次世代俳優として注目を集めた。最近ではドラマ「京城クリーチャー」シーズン1に出演し、大きな人気を得た。彼女は多彩な魅力でスクリーンとテレビを行き来しながら、活発な活動を続けている。